強さを求める俺とは違い
義のために戦うお前
俺たちは分かり合うことはない
水と油 混ざらぬように

あの霧の向こうに お前はいるのだろう
邪魔な存在な お前を倒すはずだった

霧が晴れて 視界に映るは
危険を冒したお前の姿
お前の太刀受けて 見えたその顔は
美しい戦場(いくさば)の神

最後の刃を交わした日から
お前とは逢うこともなく
それから幾つも年が過ぎ
俺の命 終りを告げる

「お前とまた出逢う そんな夢を見たい」と
そう願いながら 重い瞼を閉じかける

塩を送る お前思い出す
義に尊いお前が愛おしい
俺のこの想い 届くことはなく
未練と共に消えてゆく

(少しだけだけど 泣いているお前が見えたよ
俺の為に 泣いてくれたのか?)


幾百もの 年月が過ぎて
俺の隣には変わらぬお前
これからいつでも 二人で見守る
二人出逢った あの土地を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

乱世想歌~地の巻~

乱世想歌~天の巻~の完成から約一か月…
「乱世想歌~地の巻~」がやっと完成しました!!
今回は信玄視点です。
あえてカイト兄さん専用の歌詞にしました。(自分は持ってません。)

てか、風邪ひいてるのにこんなん投稿していいのか自分。

閲覧数:107

投稿日:2009/03/25 00:04:27

文字数:377文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました