シャットオフ。
経験に基づいた換算で
繰り返し感覚を繰り越せば
ジャックナイフ。
突き刺さる瞬間それまでを
コマ送り転がした青い日々

舌の上踊ってる鋭利なる苦味の園

テイクオフ。
茜色褪せていく夕映えに
重ねても重ならぬ愛執色
ワンスモア。
取り残し見つめては武者震い
外郭に立ち暗む極彩に

築くのは絵の様な身の毛立つ孤独の詩

心音が掻き鳴らすハウリングの軽挙
痛覚を脱ぎ捨てる術なんぞを探す
さりとても張詰める逃げられない絶空は
あきらめに似た雫を落とした

澱むばかりの記憶の洪水はただ美しく
流れ流され知らない世界へまた堕落して

キャストオフ。
空白が濃淡を増すのなら
腕の中儚気に赧める
ナイトメア。
その笑みも例外にはあらず
狂おしく噎せ返る肉薔薇

奥歯越し感じてる詰まる度苛烈な擬議

スネイクオイル。
溢れては冷めやらぬ午後惨事
拭うほど浅ましく作為的
バースデイ。
祝うより軽蔑にトチ狂ひ
左様なら三途へと明け渡し

立ち止まる寸前に悟る蠱毒の詩

時系列詰め襟とペチコートの輪禍
失計と論拠するその前景のドグマ
波状薙ぎ宴酔い乱れ迷う絶空は
それさえもただ平和と言うのか?

含む異物も排他も実害も汀の弾機
取るに足らない如実と微笑みまた堕落して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ゴブリンスクエア

閲覧数:107

投稿日:2014/08/17 01:32:10

文字数:538文字

カテゴリ:歌詞

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