（　ああもう死んじゃえば！　）


はやくはやく僕は逃げ出したくて
この世界にさよならしたんだ
わかり合うふりもできないのだから
所詮は他人繋がりもクソもないだろう
うるさいよママ　そんなのはどうでもいい

夜は眠れなくてアイマスク
偽物の暗闇を掻き集めた
あちこち痛くて傷を増やす
さらに僕はかさぶたを引っ掻いて
本当に痛いのは左胸の奥と知るのです
もう黙れよパパ　お前らには一生わからない



　　　　　　僕はいつからこうなった？
　　　　　　どこで道を踏み外した？
　　　　　　死にたがり答えてよ
　　　　　　ちゃんと僕を捕まえてよ
　　　　　　消えてしまいたい重い頭
　　　　　　抱えてしゃがむ
　　　　　　この唄の名は「　　　」





いつもいつも泣き喚きたいから
崩れ落ちないための術を覚えた
適当に笑って怒ったふりをしておけば
僕はうまいこと僕をしていられるんだよ
ちょっと静かにして　ところでアンタ誰なんだ


どうせ僕の所為になるはずだから
壁に穴をあけてみた
覗いても光が見えなくて
鼻で笑って寝ころぶんだよ
なんて空っぽな空なんだろうって
もう疲れたよ　誰一人まともな奴はいやしない




　　　　　　　僕はいつからこうなった？
　　　　　　　どうしちゃったんだ？
　　　　　　　人も世界も僕も君も
　　　　　　　ちゃんと正しく答えてよ
　　　　　　　死んだ目で低空飛行
　　　　　　　諦めた思考
　　　　　　　この僕の名は「　　　」





　　　　嫌いな人はどこにでもいた
　　　　見たくもない景色を踏んで歩いた
　　　　視界に映る全てに唾を吐きかけた
　　　　伝えたい言葉はたくさんあった
　　　　言いたいことは何もない
　　　　死ねない僕　独りになれない君
　　　　死なない僕　嫌でも訪れる明日




　　　　　　　　僕はいつからこうなった？
　　　　　　　　どこで道を踏み外した？
　　　　　　　　死にたがり笑ってよ
　　　　　　　　いい加減僕を逃がしてよ
　　　　　　　　もどかしく疼く感情
　　　　　　　　零れ堕ちた答え
　　　　　　　　この唄の名は「　　　」





　　　　　　　　この唄の名は「　　　」