僕が右に行くと言えば、あなたは左に行くと言う。
あなたが左に行くと言えば、あの人は前に行くと言う。

道は違えど抱える想(そう)は同じく
同じ筈の歯車・・・噛み合わず。

其の目には同じく哀(あい)を
この手は虚空しか摑めず
其れをもし喩えると言うのなら
ヒトを彩る縞模様

廻(まわ)り廻(めぐ)る歯の先
着かず離れず。
時を刻むことは出来ない。

幸せの刻(とき)を告げる鐘が鳴らない。

僕が右に回ると言えば、あの人は右に回ると言う。
あなたが右に回ると言えど、あの人は右に回ると言う。

噛み合わず、止まり続けるこの歯
同じ筈の彩(あや)・・・変わり逝く。

其の意は同じく右へ・・・進まず
其の目の泪、すれ違い
縞模様に彩られし歯の下(もと)僕は
唯独(ひと)つ永久に報われず。

廻(めぐ)り廻(まわ)る歯の先
着かず離れず。
彩(あや)を揃えることは出来ない。

幸せの生(とき)を告げる鐘が鳴らない。

決別の錠(かぎ)を懸ける彩がない。

幸せの刻を告げる鐘は、鳴らない。
・・・いつまでも。

Text/Akkiuz

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

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Voc.<ヒトを彩るは縞模様。時間を刻みしは歯車。ただ一度として、廻らず。>...///

閲覧数:67

投稿日:2011/05/25 23:09:18

文字数:475文字

カテゴリ:歌詞

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