初めて出会った時の事はきっと忘れられない。
「はじめまして」って、もう七日前のことなのね。
時が経つのは本当に早いわ。
あなたに出会ったときの驚きは覚えているわ。
私の中での理想の人。
夢の幻想の中で見ていた人。
もう緊張しすぎちゃって、会話もままならなかった。
「僕はレン、君は?」
「は、はいぃ? えっと、あの、リンでございます!」
とか、動揺しすぎていたね。
どうしてだろうなぁ、ちゃんと話したいのに。

でも、5日前には、
「趣味って何?」
「えっ、う、歌うことなの。」
「へぇー、そうなんだ。 実は僕もなんだ。」
こんな感じになった。
しかも結構気が合うみたいだった。
「あのね・・・。」
って言って会話も始められるくらいにもなったし。
これは・・・チャンスの予感!?


夢の中・幻想の中だけのお話だと思っていたのにそれが現実になった。
恋の花が咲いたようだわ。その花はたぶん赤い薔薇。
棘は痛くてつらいけど、とても美しい花。
初恋のようだったわ。
どこか儚げな感じも。


「愛しています」と言われたのはいつだったかしら。
薔薇と一緒に告白されたの。
とっても素敵だった・・・。
でも、嬉しすぎてちょっと倒れてしまった。
あぁ、なんてもったいない・・・。
でも彼は、一緒にいてくれた。
微笑んでくれた。
答えようにも声がでなくて、頷いて答えたの。

でも、「大好き、ずっと。」って言えないの、どうしても。
夢の中のあなたにだったら、いくらだって言えるのに。
私は、薔薇みたく気高くなくていいのに。
ただひとこと言いたいけれど、どうしたって言えないの。
本当にどうして・・・、夢と現実が入れ替わればいいのに。


今まで幻想の中の人だと思ってた。
でも今は違うの、幻想のような幸せ。
彼と共に夢の中に堕ちてみたい。
そうすれば、私、「愛しています」って言えるはずなのよ。

心の中は赤薔薇のような情熱で愛しています。
でも実際は黒薔薇みたい。
無関心な風になってしまってちょっと喧嘩になってしまう。
私は愛しているの、ただ、伝えようとすると、つっかえてしまうだけ。
だって私、好きなの。

そうだ、手紙だったら伝えられるかな。
一度伝えれば大丈夫なはずよ。

私が死んでしまうまで、あいしていたいです。

こんな短い一言を書いて渡した。
そしたら、彼はにっこり笑ってくれた。
それでキスしてくれた。


そんなあなたに溺れてしまいそうだわ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

夢薔薇 〔純愛ver〕

何ででしょう。
リンとレンで考えた瞬間に書けた。
どんだけリンレン好きなんだろう。

前の夢薔薇の純愛verです。
微妙に純愛を間違った気がするのは気のせいだよね。
その前に純愛知らないや。orz

真剣に書いた恋話、実は初めて・・・かも。

閲覧数:209

投稿日:2009/11/24 23:04:26

文字数:1,026文字

カテゴリ:小説

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  • ku-yu

    ku-yu

    ご意見・ご感想

    阿達サマ

    人生で自分から書き始めた文章ってピアプロに殆どあるんで(サイトにちょっと)、多分初めてだと。
    でも、これ、紙に下書きしてるから、もしかすると親の目に・・・。

    この話、自分で書いてて2828しちゃってましたから。
    というか、書いてて恥ずかしかった。特に最後。


    だ か らぁ、文才なんて無いですって!!
    歌詞が素晴らしいんですよ、ぜったい!
    ウチ、ほとんど頼っていますから。

    色々ありがとうございました。

    2009/11/25 17:58:35

  • ku-yu

    ku-yu

    ご意見・ご感想

    にーにゃん、殿って言われると姫って返したくなっちゃうんですけどどうしましょう。

    「大好き、ずっと」って彼が言ってたんですか?
    一度も考えたこと無いです、でも、そうか・・・確かに。
    僕は、カイメイもそれなりに好きですが、
    ルカはブライトって亜種が似合うと思っちゃっているので・・・。
    ちなみにいいますと、ドロドロな恋愛話だってリンレンで書いちゃう自信あります。
    どうやってもリンレンが出てきます。

    ストーリー変えるのも楽しいですね。 自分で驚きますから。
    こんな変わるんだー、へえー。 ってな感じで。

    ありがとうございました。

    2009/11/25 17:42:21

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