その目が嫌いなんだ
無数の手 無数の首
同じ顔達が手招くだけ
枯れ逝く樹々を慈しむように
忌まわしき己を飼い殺す
神にだって 太陽にだって
誰にだって 貴方にだって
光を平等に差し出す力など残っていない
本当は知っていた
明日は失われた
鬨の声 虚ろな願い
隙間風が嘲笑うだけさ
太陽が墜ちるならば
平等と言う名の
幸せも不幸も無い世界?
穢れた花を哀れだと呼ばないで
「僕は今此処にいる」
何処にいる?
神にだって 太陽にだって
誰にだって 貴方にだって
光を平等に差し出す力など残っていない
この世界には誰もいない
誰もいない 誰もいない
そうでしょう?
ただ其処に在るのは冷たい温もりだけ
本当は知っていた
やがて古傷は死の影に捕らわれるだろう
「忘れるわけにはいかない」と
そんな時でも何故か自我だけは保たれている
故に僕は独り
成功者も経験者も押し付けるのは同情の花束
きっとお前にも救えないさ
この絶望に―――空へ願うような叫びに
この瞳に―――刻み付けたその意思に
疑問を投げ掛ける愛しいお前達の為に真っ赤な恒久の愛を見せてやる
どうせちっぽけな事なんでしょう?
声を殺していればいい
強く生きてゆけばいい
いい?
呼吸を殺し 張り詰めた空気を感じ
鈍色の今 雲路の先へ
神にだって 太陽にだって
誰にだって 貴方にだって
光を平等に差し出す力など残っていない
この世界には誰もいない
誰もいない 誰もいない筈でしょう?
ただ側に居るのは赦せない自分だけ
本当の自分だけ
扉の向こうはきっと笑顔の世界
ほら笑い声が止まない
ただただ、笑い声が
どんなに貴方が願い叫んだって
どんなに貴方が全てを憎んだって
その世界に手を差し伸ばす権利がある筈もなく
ただ悲しい
そう呼ぶしか出来ない
そんな、こんな僕もきっと
―――「同じ」だったんだ
永久に満たされる事の無い虚無の中で
誰の為でも無く
故に僕は独り
一度だけ祈りが許されるならば
今、雨を下さい
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