テ・イエムの投稿作品一覧
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寄せる波がおだやかな
秋の海キラキラと
ひとりの影にまぶしい
語りあう人がいないと
風がふいて足あとを
かき消すのサラサラと
心の傷もおなじよう
ふき消してくれたいいのに
つぶやいているのは
いつか好きだった歌...海風の中で
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ひとり暮らしは想像より難しいね
食事洗濯お掃除孤独
インテリアとか素敵な物に囲まれて
楽しく毎日すごせると思ってた
みんなみんなゲンソウだったのね!
ひとりで眠りひとりで起きて
ひとりで食べてひとりでドアをでてゆくの
ひとりで帰りひとりで灯し
ひとりですわりひとりで声を奏でるの
ひとり暮らしはなんだ...ひとり暮らしはツライよ
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いま、風がふきぬける
遠く未知なる夢想の空へ
いま、僕の生涯が
どれくらいあと遺されてるか
分からない 分からない、だからこそ
まだ追い風に乗りたい
イカロスの翼でも、果てるまで
あの太陽をめざすんだ
明日に駆ける情熱が僕を生かすよ
僕は僕を愛してる故に...イカロスの翼でも
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高鳴ってた 密かに見つめては
この鼓動 せつなく 苦しいよ
止まれない 気持を抱いて
輝いたあなたに寄り添いたい
ただ 遠くから
笑顔だけ 見れるなら
いいと
そう思ってた
今までのわたしは
思い出じゃなくこの先いつも...思い出じゃなくて(仮)
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遠く時に埋もれた記憶が
見えてくるのこの霧雨の果てに
影の中へ溶けだしてあなたと
呼び覚ましてゆく約束を求め
この命でこの時代に
ただ一人で生まれてきた
何故なんにも知らないのに
この出逢いが懐かしい
思いだしている 感じている
私たちはもう何度...霧雨の中で見えた約束
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不条理に刺され 世界は歪んで
人知れず悶え
絶えることもなく 流している
弱き者の青い血に
夢を知ることもしないで
悲しみと
悔しさに倒れ
抗いさえ諦めて
こぼれた涙に
風よ、...The irrational world
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今この命が潰えるならば
君のその腕に殺されたい
優しく怯えて苦しみながら
僕は幸せのまま死ねるよ
花の色は移ろいながら
ふり続く雨に散り
かすれてゆく二人の若さ
震えてるくらいなら
ありふれた永遠も
ありふれた約束も...Happy death
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夜のとばりに隠れて僕らは
静寂の中でただ星に
視線をあげては不馴れな手つきで
明日に手探り状態さ
吹き抜けてゆく蒼い風に吹かれ
そうさ、心は熱くて
言葉では伝えられないよ
胸が、こんなに高鳴る…
さぁ!夜を駆け抜けて行くよ
ヘッドライトの輝きに乗り...僕らの朝を追いかけて
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暮れゆく黄昏にさ 別れを告げ
あなたの部屋を出たの 滲む視界
あぁ…あぁ…胸の痛みは
あぁ…あぁ…カラス達の群れでさ
飲み干すの涙を思い出ごと
あなたなど忘れて酔いの彼方
明日(あした)から 私は あなたを
見返す
痛恨の 涙で 叫んだって
あなたには 届かぬ 高嶺の花...カラスバー
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偶然にすれ違う
人混みに初恋の人
突然の通り雨
街並みが光にあふれ
ときめきは いつも 不思議
何も知らず 運命に ひかれ
しかもこんな 油断してるまに
引力のように私を呼びよせ
あぁ…
初恋のひとよ ねぇ 私の隣にきて...初恋の人よ(仮)
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なんだか潤う君の
瞳に似ている様な
甘くて儚く消える
日差しに輝くcandy
接吻(くちづけ)したら なくなりそうな
壊れやすさで
心配したよ 抱きしめるほど
ふるえてた君
新しい恋をしているなら
そいつと 幸せなのか...candy
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さあ!
行かなきゃ間に合わない
君の隣に
いつものあのシートは
私のもの!
さぁ!
ラッシュをくぐり抜けて
君の影を
YayYay見つけたの
誰にも譲れない!...君の隣は私のもの
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今頃はあの店で
新しい彼女と
待ち合わせしているのでしょう
人ごみにながされて
偶然のふりをして
近くまで来てしまったけれど
なにひとつ変わらない
自動ドア 映る街
入る勇気は無かった
季節を告げる風が私の...私を思い出しているなら
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黄昏る空を
ほら、見て
冬枯れの街は
切り絵さ
はく息は白く流れて
かじかんだ指をこすってる
君の手が 寒そうにしてる
ほらその手 あたためてあげる
今 だから ためらわずに
恥ずかしがることないでしょ!...LOVE LOVE LaLaLa
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何のために名付けられ
何のために此処にいるの?!
魂のありかなど
解らない事だらけだ!?
父よ…僕の前に示して 愛を!
空は相変わらず退屈に
雲と無意味に遊んでるだけ
僕は相変わらず呻いてる
記憶の中で意味を探して
ただ知りたいだけ...何のために…?
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荒ぶ夜風に
はためくマフラーの影
見え隠れて
寂しげな月の下で
君の名前を
力のかぎり叫べば
もう戻れない
行方を知らぬ恋の道
冷えたこの手を
繋いでそっと...世界を荒ぶ風から
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伝えたいことが
沢山ありすぎて
どうでもいい事ばかりが
出てきてしまう
いつか偶然に
会うことがあったなら
もっと気楽に話せると
思っていたのに
冬の終わりを待つこともなく
遠く離れていった...冬の日の偶然に
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あなたが届けてくれた
小さなカードの言葉
偶然ながめていた
映画のセリフで見つけた
隣にあなたがいたら
あの日のカードの事を
思い出していたかな
夕暮れに染まる窓辺で…
気付けばひとり日付を
更新していた...返せなかったMarry Me
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深夜、零時の
真夜中に
ナイフをにぎる
私です
崩れさらない
形など
この世に在りは
しないのです
濡れる瞳を滲ませて
細かく刻んでこねてしまえば...Midnight Cooking
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雨上がりの空に
レインボウの光りが
見えたの、ぼんやりと
眺めてるうちにうれしくて
水たまりに翔んで
わざとらしくあなたに
かがやく、7色の
まぶしさをわけてあげたのは…
約束の証しでしょ?
青空に描かれた...promise
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寂しくて目が覚めた朝
窓の外の寒い空に
反射する雑音が染みだす
独りきり僕の心を
遠く置き去りにしたまま
日毎に思い出は美化してく
長い夜を無音の苦悩に苛まれ
朝陽が眩しいほど1人の影にcry
寂しくて目が覚めた朝
耳をすまして探してる...思い出を探したくて(仮)