埖寺の投稿作品一覧

バッドエンドしか書けない小説家
起
とびきり不幸な此の人生と 15
掬いのない出来事と 11
「天涯孤独な少年が 8
幸福になろうと努める話」 16
承
少年はある人と出会うが 14
それは根っからの悪人 12
「六分の不幸と四分の掬い 14...

消える前に届けておきたいんだ
君に会った時から 特別だって気付いてた
運命の歯車を廻したのは君
歌って 笑って 楽しかった
やがて恋をしてしまった
君の表情を見て この世界から逃げたい
そう思った 現実は味気ない
電子音が消える瞬間（とき）に
僕は天使になる
電子音が消える瞬間（とき）に...

A
夏の陽射しは強く
肌を焦がす
この想い船越えて
届けてみよ
A’
恋い焦がれたあの日を
忘れたくて
幸せを投げ捨てた
軽く堕ちた...

ぽろぽろと零れてくんだ 涙
僕の味方 誰もいない敵だと思ってる
机の落書き 花瓶の置き場
人が怖くなったのはいつのコト
ぽろぽろと無くなってくんだ 友情
ママに言えなくってウソついちゃった
ムキになってごめんね 僕が悪いんだよね
布団の中で毎晩泣いた
ぽろ ぽろ ぽろ ぽろ
一人で言う力もないく...

A
ママが言ったの 大切な
人の側には 居てあげて
私は思った 大切な
人ほど 側にいるから
B
忘れもしないと 絵本を片付けて
髪の毛上げると 月もまた こっちを向いてる
お星様輝いているから 私の遠い視線の先で
S...

クロネコ 駆け出した 追い掛けて街へ
それは 待ってよ 宝物なの
彼から貰った 青いリボンなの
おいで 鍵盤 かくれんぼしよ
何処かな そこかな 踵を返して
バケツの お隣で 言葉を 見つけた
ネコと歩く ステンドグラスの向こう
クロネコが私と君導いてくれた キューピッド
匂いもすべて同じだ あの...

ノートの裏側に書いた 三年越しの夢
ブラウン管腰掛けて 円周率の針を見よう
これだけ生きてきてグラスに注いだ１L
離れたハート 話しすぎの長電話 もう
失った物ばかりを数えるレター
タイムラグは３分だ リミッタータイムアップ
同じことを繰り返して 繰り返す日常
情景描写 心理描写 猫は何を考えている...

A
ヒソヒソ話が聞こえてきてさ
私の事何か言ってる 嗚呼
教室の中で悶えても消えてくれない
疑心暗鬼
B
「好きな人誰？」風の噂
当事者に聴こえてバレる末路
ちょうどいい距離を保って 頬杖ついた
S...

3・2・1 トマトジュース
ねぇマスター ハー〇ンダッツが売り切れてる
最近 裸マフラーって流行ってるけど何コレ
マスター
今日は自棄酒だ 朝まで踊ろうぜ 乾杯
横腹オーダー（殴打） 鳩尾 打撲
皆僕をいじめる マスターマフラー取らないで
いじりキャラの悲しさ解ってくれない
それでもまだ輝くよ いじ...

感情なんて無くなればいいのに
また悔しくて泣いた これで何回目なの
また怒って傷付けた これで何回目なの
無口で暗い子には全く憧れてないけど
とにかくこの感情を無くしてほしい
笑って 泣いて傷付けられるならば
いっそこの感情 海に捨ててしまおうか
感情のない人になりたい
泣いて笑って怒って悲しんで
...

部屋の小窓に 体育座りして
光る星を数えて 糸を紡いだ
この糸は貴方と私の赤い糸
綻びるかは分からない
夜空に染まってく
逢えない貴方浮かべながら
いつか逢いたいな 逢えるかな
私の大事な人
いつか逢いたいな 逢えるかな
最愛の想いビト...

A
もう何年も君を追いかけてきた
君に近付けるように 笑顔を練習したり
部活に入ったり
ライバルも同じ目標の仲間も
いっぱい出来ました
B
でもまだ君には追い付けない
手にしたと思ったら 自画自讃ばかり
僕、上手いでしょって調子に乗って肩痛めたり...

【曲名】バレンタイン終了のお知らせ
はっぴーばれんたいん
創立百五九年 相思相愛 恋人達の式典
バレンタインデー
一世一代 一投一石 告白のチャンスだ
君が好きでたまらないの
早く気持ち 伝えたい
バレンタインデーなのに チョコ作ってない
バレンタインデーなのに 普通の一日
妄想能力カンペキ 脳内補...

♥♠
歩け 歩け
妖怪とお菓子の百鬼夜行
♥
私はお菓子 子どものお菓子
（♠え そうなんだ）
机の上から逃げてきた
キャンドル パレード クッキー人形
パンプキンパイも忘れずに
♥...

泥水にまみれた天使（エンジェル）
はダけた制服 虚ろな目
破瓜（はか）の痛みと苦しみ
滅亡と屈辱
奪ワレタ
たダ叫ぶの
涙すら出てこないの
油断した罪なの？答えテ
有罪判決ヲ
お前の為二失ッタ...

バス停近くで喋る 部員へのグチと挑戦状
試験（テスト）結果と平均値 争ってた
君が陽気に宣言す 「私が次も勝つ」って
得意気に言って 競争した
どこか寂しそうな鼓動が
もうすぐ冬だねと
伝 えに 風 を 運んで くる
久しぶりの 今日もお疲れ様
二人きりの時間 調子はどう
君に勝ってしまったよ 跳...

ハートのエース
リンゴをかじった
クラブのテン
ウサギを追う
ダイヤのクイーン
姫格子柄
スペードナイン
箱の中のアリス
忘却の館に足を踏み入れた
赤い靴のテン...

好きだった 君の事
二度と 会えなくても
泣き疲れて 眠った
隣に君がいない
思い出振り返って
また大粒の涙
好きになったこと
忘れられないこと
まだ君の事を想ってる
もう欲しがるものはない...

1A
東恃楼の攻略本
落胆 嘲笑 行こう
極彩色の魔術師
天津の見習い
1A'
東恃楼を攻略す
北方の燕 案内師
東恃楼はまだ遠い
それまで下積みだ...

あの日見ていた青空は哀しい色をしていた
それだけであれは哀しい色だと言えるのかな
某工業地域 肩休め 祭りがあると
二人の少女は おめかし 赤い振り袖
真夏の道を歩いていった
三才差の妹が 母のおむすび 包み
「二人で食べよう」約束 わたあめを買った
十一時二分 運命の刻
あの日見ていた青空は哀しい...

君の夢 メロン色 ロマンチック
くぐる橋 静かな 涙の薫り
林檎の生ってる あの場所へ行こう
裏路地には クロネコが 喉鳴らし
見ている 静かな あの場所へ
思い出の場所
消耗品なんてないんだ だらけた君の姿見て
照れてその顔見られてしまったんだ
また会いたい

言いそびれた詞（ことば）は取り返せない
ぽっかり開いた気持ち 埋まらない
愛した物には終わりが来ると知っていた
けど こんな早いとは知りたくなかった
音に色を浮かべて 君に触れたい
小刻みに笑う君の手握った
ずっと ずっと ずっと
最期に愛してると言いたかったな
けど全て伝えたらまた泣いちゃうから
...

Aメロ
窓から見たモノクロ 映画館に人おらず
セピア色フィルムの淡い卒業写真
僕は君の隣に座って居た
Bメロ
メ メメ メガホン持って大きな声で叫んだら
視線が刺さった痛いや
立たされる廊下 隣の金魚はMyfriend
S
幽霊少女は傷付かない...

ノートの切れ端千切って なんちゃって
遺書を書いてみた
友達のこと 家族のこと 何も考えず書いた
筆圧の強さに芯が折れた
僕の机の上 転がる丸っこい字を
眺めて 「最後の字にしては普通だ」と呟く
死にたくない症候群 近隣の窓近くで発生中
飽きた 飽きた もう飽きた
後始末に困るので 消えてしまいたい...

あの日奪われた 嘘だらけの日常
クソつまらねえ 土に唾を吐いた
兄弟や絆 ツナガリなんてどうでもいい
君が微笑んでるのが見たいだけ
殴るのに理由はない
理不尽なリアル 逃亡（にげ）てやれ
朝明けの日が差した
愛したい愛されたい
背負った命多すぎた これ以上後に引けない
背水の陣 廃れたスタンシーは忘...

終わらない白と黒配列 軋んだ景に目を射して
それでも戻れない日常に身を任せると言うのなら
誰かが仕組んだ隠謀を くだらないと手を討って
あの素晴らしい夏の物語を 炎天下に
終わらないよう目に焼き付けよう

（イントロ）
ヤィヤー ヤーヤー
ヤィヤー ヤイヤイヤー
A
ありがた迷惑 小籠包
赤い門くぐれ ウーシュウ ヤィヤー
ヤーヤー 台湾言ったら小籠包
A'
噛んだらとろける 口の中
非常食になれない 蒸したてほっこり上海味...

煽情上手（せんじょうじょうず）な口さばき 流暢事例（りゅうちょうじれい）な偽り
白と黒で隔てられた 禁断の果実
その欲を解き放つ
三等兵のクイーンテット 我が支配を朔え（さかえ）
赤と黒の行進曲は 歪な愛に囚われ
義勇軍は思考回路を 喰い散らかされ
赤い血に這いつくばる
我が子を抱いた幸の女神 我...

Aメロ
クシャクシャになった紙
今日も昨日もネットに
頭を突っ込んで
一人寂しく資料見る
Bメロ
どうやってペンを握れば
こんな絵が描けるのかな
描き始めた年齢 お小遣いという財産
あと画力と才能違いだ...

あと数百年眠ればほら 君に会える
一人泣いてシロツメクサの花冠 作った
大好きだと伝えた私に この現実は
辛すぎて 君に話す時間も遅れ果て
機械音が鳴り響いて 私を憐れんだパパが
私を氷づけにした
また蘇って君に会えると信じ
パパは手を握ってくれました
不治の病だとは私も知ってたけど
だけど君に...