透き通る薄羽の翅で 希代の舞台を舞い踊る
この宵に披露するのは 夜に呑まれた少女の物語

さあ今 舞台の幕が開ける

縛りつけて私のこと 溺れるくらい愛して
ただ消え行く定めならば 満たされたまま散りたい

透き通る薄羽の翅で 舞台を優雅に舞い踊る
儚げなその姿は 今にも消えてしまいそうで

誘蛾灯に誘われる 哀れな私は孤独
夜に染まったこの躰は 今も尚無垢なままで

貴方はどうして 私へ振り向かない?
闇に導かれ 月明かりの下唄う

繭を破り翅を広げ 夜の世界を彷徨う
ただ消え行く定めだから 最後くらい艶やかに

さあ魅入って私のこと その脳裏に焼き付けて
夜明け前の最期の時 舞台は幕をおろして
私は貴方を撃ち抜く

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

儚翅 歌詞

「儚翅」の歌詞

閲覧数:11

投稿日:2024/05/06 21:27:47

文字数:312文字

カテゴリ:歌詞

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