Aliｃe-Rose

時計は時間をつれていったわ　15
私を置き去りにするくせにね　15
夢を捨てさせようというのね　14　
鉱山の小人　8
かあさん鵞鳥　8　
メリーと子羊　8
絵本から飛び出していく　12
忙しなく働く秒針が　14
私をどんどん追い詰めてく　14
逃げ道なんて初めからない　14...

僕等はいつまで
今のままでいれるのかな？
ただ楽しいこの毎日よ、続いて
自ら一歩さがって
見つめる世界に魅了されて
君達といるの
幸せなんだよ
だけれど
たまには冒険したいじゃない？
光の速さで...

気付けば画面は青く無機質な機械音【ウタゴエ】
歌をうたうことを忘れて君の笑顔を見たくて
ボーカロイドとしての私を捨てて
人を目指してた
不思議ね
貴方は笑ってくれない
ディスプレイ越しに聞えた声
―壊れてる、消すか―
気付けば電子の海の底、私は壊れてない、違うの
人を愛してしまった機械はどうして許さ...

全て終わったの
流れていく季節が知らせた
小さな頃から分かってた
こうなって終わること
手に取った卒業アルバムから
流れ出す大切な思い出
いつまでも続いて一緒に居れると
私は思ってたの
進路も決まって
其々の道を見つめて...

流れてく人波に
押し流されそうな僕は
きっと未来もどんな事をするのか
分かってしまいそうで
星のように綺麗に生きていけるわけじゃないから
一際輝く星に目を奪われていたら
傍にある小さな星に気付けなくて
知ろうともしない僕の掌に何が納めれるというのか
それならいっその事存在しなければ楽なんじゃないのか...

怖い夢を見たんだ
とてもとても怖い夢
キミに伸ばした　腕が小さく　音を立てて　ク　ズ　レ　ル
いつからだろう　君が僕だけ　見ていてくれたらなって
どうしてどうして
感情を手に入れたいだけなのに
(いやだよいやだ
わかってくれないの?傍に居て)
ずっと憧れ続けた人間
目の前にして君の影は霞む...

ありのままの私を見てよ
着飾られた「オヒメサマ」の私じゃなくて
限られた範囲の中で
何時も　無駄な時間を過ごして
何も考えず　ただ遠くを見ているお姫様
意味の無い時間を　刻んでいく時計　
耳障りな　お説教のような声　
何もかもが　嫌になって
全てを投げ出したくなった
ひらひらとした　服を着て...