REkuro

酔いそうな黒　かき混ぜて誰もいない奈落に染まってく
くだらない意味でさえ　見つけられたら良かったのに
素面ならば気づいてしまう　爆ぜて誰でもない奈落に転げてく
期待してたんだって声は止められない
過去の自分を欺いて
きっとすべてを失うと
最初っからわかってたの？わかってたよ…
期待した未来は見えなく...

僕はここで歌う　だから君はどうか僕を見つけ出して
目をつぶって答えて　息を吸って見開いた
ちぐはぐの答えは　心に携えて
もう傷つけないで　もう耐えられないんだ
個性なんて偽りだ　期待なんてさせないで
過去も全部疎ましくて　振り払った
僕が僕でいること　その証明さえさせてくれない
そっと僕が　消えたっ...

纏わりついた言葉の縄 押し返すたびに恐れて
勝ったって無駄だ
吐いた時には裏返る
ただ「簡単なリバーシ」
その事実、裏表さえ、気づかずに振り回す
染め上げたい、支配したい、ああいつになればキミは！
「もうばいばいだ、サヨナラの時間だ」そう言って君はほほえむ
後悔と切なさに抱きしめられた幸運を
流れ出...

水面に浮かんで広がる透明を目の前にして僕は
自分には届かないんだって　無意味に苦しんでた
吐き出したいと思えど　形にできないくるしさ
その狭苦しさ　息の苦しさ　不自由ささえ飲み込んででも
この箱の中　泳ぎ続けろ　死ぬまで
何の痛みすらも感じない御身分で　高みの見物とはまあ素敵ね
まあ僕らから見た君の...

前が見えぬ絶望に今日を押しつぶされたった一人笑う
前髪越し光るモニターが押し付けるのたった一人だと
迷いない目的を望んで追いかけたさ輝いていた君
まだできると自分を騙して追い詰めたのたった一人でも
正しいこと追い求めて、見失って、頬を濡らせど
変わらなくて、変えたくってさあ
君の瞳射貫いちゃって、ま...

手を繋いで歩いた、歩いた
見えぬように隠れた、隠れた
思うようにならない、ならない
苦しくって、呼吸をやめた
零れた、今宵の月ひとつ。眠れないよな？
靄がかかる世界　やけに暗い視界　何も変わらない舌打ちしてさ
焦る思いだけ絡まって
何も変わらない日々に溺れた
まいまいまいまい毎日が
くるくるくるくる...

予期せぬ悲鳴　 破る静寂　 閉じる間もないそのノート
ぽたりぽたりと　しみついてく　消えて間もない温もりを
予期した君　　 見せる脆弱　 閉じた君の喉こそが
ひたりひたりと　忍び寄るは　　慈しみ無い世の定め
揺らめく君の横顔が　 僕の心ばらばらにして　 なんだか痛い痛い痛いや
...

どうにもならないものなのに、
「いつか変えられる。」
「大丈夫さ。」と偽ってさ。
演じてきたこの身体、
笑えないことすらも気づかずに。
都会の雑踏に飲まれ思う、
「不必要だ。」
でも、僕は踏み出せない。
ただ、ただ、眺めているの。
その先を。...