作品一覧
その他
オンガク
ビジートーンの断続音 雨に濡れた身体が痛む 「もっと自分を大切にして」 最後に聴いた柔らかな声の意味 僕はいつまでもわからない 君の秘密を知る度に生きる意味を錯覚した ひとしきり泣いたのちに 甘いパンを頬張る君が好きだ 駅のベンチの日陰に座って「次の、その次の電車に乗ろうね」 午前零時、寂しいの声で...
リンドウの枯死