作品一覧
その他
オンガク
伸ばしかけた手は 恐怖で宙を掴む 絶望に染まる君の眼 「ごめんね、ぼくは弱いんだ」 言い訳しかすることが出来なくて 幼い日々のあの記憶が 走馬灯のように流れ出す 忘却さえさせてはくれない 残酷な化け物 立ち向かうために ぼくは感情を纏う ※臆病な「ぼく」という得体の知れない何かが 生暖かい血を撒き散...
臆病サンシャイン