紫庵の投稿作品一覧
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オレンジの雲に向かって自転車を漕ぐ
家に着く頃には街灯が青く灯る
頼まれてた食材忘れずに買ったよ
リュックに詰めて帰るよ
見慣れた街の景色
君がきれいだっていうから
もっといいのを見つけたくなるんだ
ただいま 愛してるよ
なんて言うわけないけど
いつもありがとう...続く
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む・しゃ・く・しゃ♡してやった(No!)
後悔はしてないんだぜ(Yeah!)
とはいえワタシも大人です
見えないところでコッソリと
ムカつくあいつの身代わりに
蹴ったつもりの石ころは
ミリ単位ほども動いてなーい!
黄金の右足は完全なる宝の持ち腐れ
(Oh〜)
む・しゃ・む・しゃ♡しちゃおっか(Wao...むっちゃしたい♡
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放っといて ほっとかないで
ひとりにして 誰か構って
12時間後も愛してる?
確認してから抱きしめて
撫でて固めて積み上げて
その手で壊す砂の城
気づいて触って寄り添って
黙って離れて寄らないで
ほんとはいちばんわかってる
確信するのが怖いだけ...どうしろってんだ
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玄関あけたら2本の傘
ひとつは星座模様
あとひとつの柄は何だっけ
持ち主はご無沙汰
6月の終わり 夏の足音
雨が降るたびに 軋む骨の音
だから早めに取りに来て
暗いところで錆びてく カサカサ
つまさきで軽く蹴飛ばしたら
そっぽ向いて星座模様に寄り添って...カサカサ
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気まぐれに予報を裏切った空模様
降り出した雨に曇る君の顔色
アスファルト黒く濡らし街は灰色
予定変更もう少し抱き合っていよう
雨音が刻む不規則なビート
迷える僕らには相応しいね
諦めてしまえたらいいのにな
太陽 期待したいよ
変わらないでくれと願ったんだ
黒のナイキと水色ニューバランス...stay
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まいにち同じもの食べてるのに
体型は似ない
私は苦笑い
あー好き
なんか好きだな
顔が好き
声が好き
背中が好き
まいにち同じとこ帰ってきて
ケンカして笑う...ずっと好き
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澄み渡る青空を汚す
何者かに蹴散らされた飛行機雲
そんなつもりじゃなかったよ
勝手な期待に殴られただけ
真っ直ぐに伸びようとしてた
何者かに憧れてた卑怯者を
そんなつもりじゃなかったと
下手な言い訳で蹴飛ばしたのかい
ああ まだまだ 僕らは未熟者
いつになったら全ての事を...Anger's mind
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どこで間違えたのかな
誰もが正しいと信じていた
「守りたい」同じように
ただ願う心に壊された日常
がれきの街 絶望の風
揺れる白い花
僕らの涙は
砂の星に生命を宿す
透明な希望
生まれ変わる世界...I believe
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この頃なんだかおかしいの
呼吸が上手にできないの
飲んでも食べても味がしないし
眠った途端に目が覚める
どういうわけかあのひとが
視界の端っこ映ったら
からだじゅうの血が騒ぎだす
なぁに?こんなの知らない
あの人はすごい
この手を一度握っただけで...返してよ
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知りたい もっとあなたを知りたいな
いくら手を伸ばしても遠くて(触れたいのに)
沢山 もっと沢山会いたいな
けれど追いかけると離れてく(抱き寄せたい)
逃げないで 怖がらないで こっち来て come on!
love love 好き好き baby puppy♡
子犬 子犬 かわいいは正義
シーツでご...come on!
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♠慣れた手つきで火をつける
華奢な貴方の指先が
あの日なぞった薬指
今でも残る白い罪
♥吐き出した煙のように
跡形(あとかた)もなく
消えてしまうなら
♠♥はじめから夢だと言って
美しい幻だと
まぶしさに瞳(ひとみ)を閉じれば...跡形
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天気予報と占いを
確認したかい?午後は雨だよ
油断している手ぶらの君と
傘を持ってる最下位の僕
構わず遠くまで行こう
空いてるほうの手を差し出すよ
ひとりで抱えきれない悩みなら
無理しないでいいよ僕も背負うから
足りないところお互い持ち寄って
なんてね 本当は一緒に居たいだけ...遠くまで行こう
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ぱっぱらりら ぱっぱららりら
イヤフォンは要らないわ
剥き出しの音を頂戴
奥まで届けて狂わせて
ぱっぱらりら ぱっぱららりら
からだじゅう震えるわ
泣き虫の夜を超えたい
朝まで裸足で踊らせて
Ah…
見慣れた夕暮れの街が...Brand new world
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守りたいものがあるんなら
それが最優先でいいんだよ
誰もが自分の都合で物事を測るから
摩擦が生じるのは仕方ない
こんなに毎日頑張って
すり減ったかかとを引きずって
まだまだ明日も明後日も
頑張り続けなきゃなんないし
雑音を気にしすぎて
次の一歩を躊躇うことはないよ...最善を尽くそう
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ちょいと坊や
あんたいつまでこちらで楽しむおつもりだい?
今宵もヒラメの女が妖しく尾鰭を揺らしてる
ちょいと坊や
今ごろ村は高齢化 漁師は減るばかり
昼夜も構わずどんちゃん騒ぎであんたは気づかない
優しいあなた 忘れさせたげる
貧しい暮らしも報われぬ日々も
竜宮!竜宮!ここは極楽浄土...浦島太郎
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ひかり 真綿を透かし降る やわらかに
妖し森の囁き 闇を深める
長い間ここで待ちながら
君がくれた歌を思い出す
夜にそっと涙 隠しても
濡れた頬も髪も心も月は照らす
ひかり 真綿を透かし降る やわらかに
妖し森の囁き 闇を深める
ふわり羽根のよう 浮かび舞う幻想に
ふたり 時の瞬き影を重ねる...月夜
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あの日切りすぎた前髪が
やっと馴染んできた
真似して買ったコンバース
履き慣れる前に擦り傷がついた
借りたままの本とCDは
引き出しの中
土曜日が2回過ぎても
新しいメッセージはありません
あったかくなってきたからさ
もしも会おうってなったらさ...2 weeks
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あなたのことが 大好きなんです
ありがとうございます
同じ星の 同じ街で
同じ時代を生きてる奇跡
もっと近くに 置いてほしいです
欲張りですいません
恋に焦りは 禁物なのね
ジリジリ近づく距離もどかしい
狙ってないから罪深い
その目があたしを射抜いたの Ah...大好きなんです
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Monday Tuesday Wednesday まだ足りない
君にぶんぶんぶんぶんぶんぶん振り回されてたいやい
24時間の壁を突き破って baby
もっとずっと先まで
空気読まないアラームを解除
ひとりシーツをなでて大あくび
鏡の前 ボサボサ髪の冴えない男は
まだ夢の中さ 君を抱き寄せてる
ニュー...振り回されたい
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歩道橋 見上げた空
夕暮れ前 せっかちな月
信号に操られる人の流れ
どこにもいけない
冷たかった風は すっかりぬるくなって
頬をなでていくよ ちっとも乾かさずに
帰る場所はわかってる
だけどもなんだか今日は
懐かしい声 無性に
聞きたくて聞きたくて聞きたくて...帰る場所
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またひとつ
物語が途切れる午前4時
戻りたくて瞼を閉じてもダメ
さようなら二度と会えないね
追いかけたくなるような
きらきら 一体どこから来たの?
置いてかないで
現実を受け止めるのはしんどいよ
ずっと寝てたいな
カラフルポップな夢の中...夢物語
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この青い空に誓う
逃げないで立ち向かうよ
僕らの願いは未来を引き寄せる力になる
ずっと探しつづけていた
欲しがるばかりの日々
何かが違うと感じても
それが何か分からずに
まぶたを閉じて初めて
光のぬくもりに気づいた
ただ前に進むのが正解じゃない...空に誓う