ある暮れ。亜暮。
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背後に隠れる影は 瞬きも出来ない程
僕を攻める
後悔に浸る 深夜2時
君を映し出してしまえば
もう眠れない
静寂に目をやって
気づいて欲しいんだよ
僕のいない世界は輝いて見えるかい?
君もわかってるでしょ
灰色の世界なんてつまらない...空想依存
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戦闘体制
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身体の芯に染み渡る白と黒
不完全な自分の意識で 拒む 拒む
侵食されてしまうような
歪な感情と虚言の間
忘れちゃって 裏腹に
余裕なんて無いのに含み笑いで
必死に自分を保ってる
手を伸ばしても届かない
無限に近いその距離は
僕の足を掴んで離さない...Jeer?
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生ぬるい風は世界を覆っていた
私の中の小さな世界 息苦しいわ
プラットホームに響く足音だって
ほら 耳障りでしょう
路線図に目をやった
単純な構造 終点まで一直線
足を踏み入れたら
其処は私の舞台(ステージ)です
流れる風景なんて所詮引き立て役
他の誰でもない...地下鉄全線
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電飾に嫉妬する
横目で睨んだって動じない
ただ映る不規則な瞬き
睫毛の先で光る輝き
この瞬間 どっちが主役なのかしら
勝ち目なんて無いけれど
後ろで精一杯瞬いて居て
見つめていたんでしょ
その横断歩道の向こう側 白のその奥で
動けなくなる程の煌めきに...麻痺
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何もないわ
理由なんて 何もないわ
見下したその顔に強く告げて
口端を歪めてあげるの
君が右手に掴んでいる
そのつまらない理想を
ゆっくりと絶望に変えてみようか
(System of combat!)
「これは宣戦布告です」
人差し指を突きつけて さあ...戦闘体制