タグ「鏡音リン」のついた投稿作品一覧(6)
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時計の針は0時から動かない
ふたり 笑い 待っていたの
誰かの到着を
やがて夢は現在(いま)へゆるり移動
これは 悪夢 そう思ってた
永遠(とわ)に終わらない 劇場にて
もしもハリボテみたいに
全部 何も嘘だったなら
仮面の奥は空洞 そして
抜け出すことは許されない...時計と少女
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後ろ姿
見えぬ鼓動
どこへ行くの
冷たい夜
聞こえないよ
夢を見ても
訪れるのは
悲しい歌
ひとりだけの
パーティーを...Halloween Night
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やり場のない憎しみと悲しみとが
ぶつかり合って犇めき合った
だからもう静かな場所へ逃げようって
涙隠して消えるしかないんだ
きっと悲しむ人はもういないだろう
最後は最後らしく、抗った証を残して
飛び出した
結局逃げても逃げてもどこまでも
追いかけてくるんだろ?
そして僕達が得るものなんて...ヒトカケラ
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お互い応援しあえるような
そんなふんわりした無垢な関係
大親友っていえるほどの
そんな幸せな関係なの
まるで花が咲くみたいに
きみと出会った瞬間
胸がぱっと明るくなったよ!
こんな気持ち初めてなんだ
誰かと一緒にいられるのが楽しいってことが!
あなたとそんな話で盛り上がる午後9時...百合の花
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退屈路線の行き先はナシ
呻いた途端にセカイは止まり
明日の方向すら見失い
私 一体何をしているの?
バカみたいにくよくよして
苦しい表情(かお)も押し殺して
何のための人生やら
私を楽しくさせてみてよ
ひとつにひとつを足せば変えられる?
無色の透明感も欲しいけど...Color
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一人ぼっちのお祭りに
お前を導く少年の声
夜空に咲いた花々を愛でながら
誘われる道標 手を伸ばす
騒ぐギャラリーのなかで咲き誇る
見事な一輪の華 抱きしめよ
君は哀れな子だろう おいでと
足音を追うまにまにたどり着いたのは
お一人様お導きに 捧ぐ贄と成れば
お前もやがて可憐な花となりうる...神隠し弐