秋月あき

ありふれた言葉しか
出てこないけれど
伝えたい思いは
言葉じゃ足りないんだ
今
僕の気持ちは届くかな？
君の心に届くかな？
いつもいつもいつも
幸せを祈ってる
ここに到るまでの道程は...

いつも僕たちは
繰り返しの日々を過ごしてきたけど
それじゃつまらないと気付いたんだ
だからこれからは変わろう
明日の僕たちは
夢追う旅人さ
見たこともない景色
探しに行くんだ
通り雨に打たれようと
向かい風に吹かれようと...

風が吹いている
俺の心の中
人の群れは時計仕掛けで
手を伸ばしても見向きもされないんだ
歯車になれない今の俺は
行く当てもないまま彷徨うのさ
ずっと
いつも探してる
生きていく理由
水月のように...

僕はここから始めよう
新しい物語を
何気ない日々が輝きだす
そんな物語を
歌声は空に高く響き渡る
このメロディーは僕の道標
君も今から始めよう？
新しい物語を
白いキャンバスにお気に入りの絵の具で
思いのままに筆を走らせよう...

今自分に
できることをすべて
出せばいいさ
それ以上は要らない
高望みする意味なんて
きっとどこにもありはしないだろう？
この力は
ちっぽけかもしれない
誰の目にも
留まらないかもしれない...

今は誰にも知られずに
生きてる路地裏の鼠さ
だけどいつか表通り《メーン》に出て
たくさんの視線を浴びたいぜ
いつの日か叶えてやる
そう
夢は「叶うもの」じゃなくて
「自分で叶えるもの」さ
昨日も
今日も...

辛い時や悲しい時は
うつむきたくなるけれど
下を向いて立ち止まってちゃ
何も変えられないから
ひとしきり泣いた後には
顔を上げて
ほら
歩き出そう
昨日までの僕に「サヨナラ」
涙はここに置いて行くよ...

魔法の呪文唱えてよ
今より高く飛べるように
心はいつも大空を
自由に駆けていたいものさ
見下ろす街の雑踏にはキミがいて
その眼差しでボクのハート打ち抜いた
魔法の呪文唱えてよ
今より速く走れるように
心はいつもエンジンを
全開にしていたいものさ...