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オンガク
テキスト1
諸行の無常さたるや いつくし君への愛さえ然ならぬが何故 かなしくひとひら花散り行けば 憐れずそれも常だと言うんだ 有象や無象や 未曾有の事相や 慨し君の哀咽横目に 格子の隙間をまた花が終散 「をかし。」と、それは情だと言うんだ 呼子鳥鳴く 何を待ちどこへ導くか 霞んで彷徨う 嗚呼 春塵乱舞 花は慕情...
舞桜楼の月
ぶー太