bunkiman0905

掠れた声で さよならを
繰り返したのは
忘れたい過去さ そんなこと
どうでもいいんだ
だから
見えないものを今でもほら
追いかけてぼんやり見上げた空
何故だか高まっていく鼓動が
微かに僕らを繋いでるんだ
想像の外に投げ出してみて...

そう
そうそう大体想像してた
未来なんておとぎ話
拾い集めたガラクタ
掠れた音のあの歌
ぐるぐる頭の中をめぐって
僕を離しやしなくて
どこへ行けばいいかなんて
わからないや
ともだち　こいびと　かぞくも　みんな明日からは...

無機質に並んだ花瓶
水を満たしていくあなた
その後ろ姿ぼんやり
とても綺麗だと思いました
入道雲が見下ろした
空っぽになった僕は
急な夕立に襲われたって
心地よくて
泣いてしまいそうだ！
この世界の片隅で...

「もう頑張らなくてもいいよ」
そう言っていたような君の手が
僕の胸を締め付けるんだ
いつもそうやって
もう頑張ってみても
僕の声は 届かない距離のようで
嬉しいことや 悲しいこと　
全部全部 空に投げて
明日の天気を占うよ
大事な大事な思い出は...

冷えた身体 引きずりながら
覚束ない 歩く歩く
時間が止まる 色が消える
何も考えられないまま
枯れた涙を拭うフリをして
優しい言葉掛けようとする
たとえそこに意味がなくたって
繋がれる気がしたから
「なんでキミはここにいるの」
そんな言葉が宙を舞う...