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歌詞　「虚空」
空に浮かんだ
光射す雲の切れ間
指の間を
すり抜ける暖かな風
形を無くし
独りだけ歩きながら
言葉通りに
動けない注ぎ込む声
進む事の無い...

幾つもの光　逃して
遮る鼓動は　粗末な過去
その　溺れる魚は　呼吸を
する事も出来ず　溺れてるの
望んでも無い死を
繰り返すわ　何時でも・・・
この手に掴む　ささやかな死を
終焉は魅せないから
此の世から飛んで
片隅にある　音符を拾い...

孤独な世界を　僕が望んだって言うの？
愚かな理想は　陰り
真実の心理の底を儚く染め
言葉を無くした今は
恐怖と狂気の壊れていく音を聴かせてよ
闇の中黒い水を見て
そうやって生きるの
壊れてゆく足を引きずって
独りで歩ければ最後まで
愚かな空想は　陰り...

青く塗りつぶされた
耳鳴りが遠退く
塞ぎこんでしまおう
何も聞こえない様
困った顔して
縋るのは嫌だ
昨日のことなら
忘れてしまえ
茨の夜に咲いた
綺麗な月さえ冷たく見つめる...

孤独を消し去る夢さえも
私には
今も胸に刺さる
言葉よりも残酷なのに
気付かない？
一人で居るの？
下唇から零れ出したのは
気付いた・・・
濡れた唇に細かく刺さった
現実・・・ah・・...