タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧(12)
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ああ いとおしい夜をすごして また明日
きらきら街も着飾って 身を寄せ合う冬の夜
色のない部屋 もれる明かりの 踊る姿を見ていた
ああ いとおしい夜をすごして また明日
白い息が揺れる街を 軽やかに踊るように
あなたと二人過ごしたい ひとりきりのメリークリスマス
光る地上の明かりの中 どこにいるの
...souvnior
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souvnior
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君のうつろな目が 僕の心を貫いた夏
淡い線香花火のように 残る
古い街の記憶 過ぎ去っていく日々の幻
誰にも言えないような秘密 二人だけのものさ
あの夏に置いてきた 思い出たちは
帰る場所を探して 消えた
セピア色に褪せた写真のようなあの日のこと
擦り切れてボロボロになった二人
君の細い腕が 空の青...1129
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三日三晩暴れていた 血の海になっていた
誰も動かなくて 自分だけが生きていた
三日三晩降り続いた 雨はもう上がっていた
風もなく 音もなく 自分だけが生きていた
思考の回路を断ち切って
ナイフをあてて
鋼で作られた体は 今の私じゃどうしようもないのに
弱くて脆い私の心は 傷付くことを望んだ
三日三晩...傾慕の花
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月霞む丘に 少年は一人立っていた
紅く咲き誇る 奢侈の花に囲まれ
腐り落ちていく 白い肌を削り
夜に溶けるような 黒い蜜を塗っていた
明日夜が明ける前
風が丘を行くとき
禁忌の薬を飲みほして
すべてを無に帰すのさ
星が堕ちていく 街は今日も明るくて
無邪気な嬰児を 焼き尽くしてしまっていた...奢侈の花
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耳鳴りのする夜だった あなたは
懐中時計握りしめて 震えていた
タイムリミットの五分前 どこに行くのと君の声
聞こえないふり
ああ 君が壊れる音がして 永遠に見える一瞬を過ごしたのさ
見なれた光景もう何度目だろう もう動かない君を見て
狂ったような笑い声で 誰にも知られず魔法をかけたのさ
いつだって...ブリキの回顧録
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夜空に散らばる星を 指でたどりつなげて
自分しか知らない 星座を作るのさ
いつの日だったか
いつのことだったかな
星降る夜の この丘での話さ
幼い君は片手に 刀を持って
おびえながら僕に 振りかざしたね
星が砕けたその夜 君はわけもわからず血を求めた
赤く腫らしたその目は 深い心の傷を映していた
星...星をたどる
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簡単に世界から 外れた 私は
電源を 奪われた 哀れな ガイノイド
鈍色空の下 クラクラ
あなたの果てた目を 見つけた
ひとみに刻まれた 黒い顔
許さない 許さないわ
愛してた 粘土
使い捨て 粘土
愛してた つぶて
タコ足の つぶて...ガイノイド
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自分をクズだと言うことで
なんだか許される気がしてさ
馬鹿だなあ そんなはずはないのに
どうやらこの癖はやめられない
いつまでも放さない
トロフィーの数々は
プライドの盾となり
めっきが剥がれている
悔しい気持ちは忘れた
恨めしい気持ちも忘れた...屑
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九番ゲートを抜けた先
照りつける太陽と砂地獄
相棒のラクダは能天気
それもいいかな 天候も良好
自分の過去を探す旅
今は無き町を探す旅
傷つくことも受け入れよう
私は私を知りたいだけさ
月のきれいな砂漠の夜に
とても不思議な夢を見た...銀色の流れる砂
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さみしくないわけないでしょ
孤独死してしまいそうだ
それでもあそこにいきたくないのは
もっとさみしいから
星がよく見えるこの丘は
私の秘密基地
武器も知恵も何もなくても
受け入れてくれる場所
あなたがいつも言うこと
一人じゃできないこともある...星をなぞる
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一緒くたにされちまった
有言実行型ロボット
anti power anti power
ah FOO!
だいたいこんなくそ暑い日に
集団自衛訓練て何さ
やってらんないよ
やってらんないよ
FOO!
町はずれの丘の上...ロンリープログラム