海夜-miya-

心が冷めきっていようと　世界は廻っていて
どんなに君を愛そうと　　離れて行って
深く考えていようと　　　理解されなくて
すると僕の頭は　　　　　ひとりぼっちで
難しい真実を　　　　伝えられなくて
あやふやな幻想が　　広がっていって
悲しみに暮れようと　周りは同情だけで
でも助けてほしい　　そんなんじ...

こんなとこにうずくまってる
時間なんて無いはずなのに
道を見失って動けない
脚がすくんで踏み出せない
身動きが
取れないよ
止まってる
あたしがいたよ
【サビ１】
今の自分にできること...

見上げる空　雨に打たれるあたしに
こちらを見上げる子猫
似たもの同士　惹かれあうなんて
このことを言うのかな
たまたまそこに　たたずんで
どこへ行くわけでもなく　辿り着いた
「君も一人なんだね」　抱き寄せては
泥を拭いて　涙を拭って　また空を見上げる
今は少し晴れてる　心はまだ曇り
どこへ行こうか　...

【サビ１】
ある未来の　けれど
近いかもしれない
そんなお話を
聞いてくれないか
人と機械の
入り乱れた世の中
機械に心は
無いのだろうか
意思は無いのだろうか...

【サビ１】
一繋ぎの　　　糸を辿って
目指した先に　薄れた幻想
溢れた思いの　行き場はどこへ
一筋の光
流れる雲に　時を忘れて
一人黄昏　　何を想うか
あたしの答えは　応えてくれない
間違いなのか　正解なのか
この空には　答えが溢れてる...

【サビ１】
届いて　　届いて　　願いを　聞いてよ
消えてく　消えてく　だから　早く
【Ａメロ】
伝う涙を　すくい上げる
この一粒に　全てを込めた
埋もれてしまう　忘れてしまう
そうなる前に　君に全てを
【サビ２】
届いて　届いて　思いを　聞いてよ...

サビ１
光よ　お願いだから
闇を　晒さないで
闇よ　お願いだから
光を　隠さないで
二つは一つ
一つは二つ
どちらかがいなくなれば
お互いに分からなくなる
切っても切れない二人...

もう二度と　会えないの？
君はもう　　目覚めない
僕だけの　　この世界
悲しいよ　　寂しいよ
一つ一つ思い出しては
悲しみで心が震える
それは儚い思い出
もうあの温もりを
抱きしめることすら
叶わないと思うと...

いつも傷だらけの
あの子を見ていた
日に日に増える傷
その上にかぶさる
絆創膏が目立つ
手足や首や顔
でも心の傷は？
サビ１
僕を傷つける
あなたの心は...

明日を夢見て
今日を夢見て
まだなんでしょ？
試してないんでしょ？
一歩を踏み出して
さあ　前を向いて
やりもしない夢なんて
ただの夢でしかない
そんなことじゃない
そんなことじゃなくて...

今日も朝が僕に告げる
「また眠れなかったのかい？」
うん、昨日と同じだよって
聞き飽きるほど言ったね
毎日に光が差し込まない
そんな暗いこの部屋と
癖になってるため息と
照らすのは月明かりだけ
この僕に太陽を差し伸べて
お気に入りの歌を...

音が
声が
言葉が
記憶が
僕と
君と
大気と
大地で
低く
高く...