タグ「ＫＡＩＴＯ」のついた投稿作品一覧（20）

A:カナカナと虫の
　声が響く教室
　グランド　では
　掛け声が汗を流してる　
B:夏休み　楽しいけど
　冷たい椅子が僕の
　胸を締め付ける
S:給食　授業中　休み時間の
　おしゃべり　オレンジ色
　あの賑わいが恋しい...

A:泣きはらした目で　にこりと笑って
　草原をかける　君はラビット
　逃げ込む場所は　自分で掘った穴
　じめじめしている　暗い穴
B:鳴き声も　たてず
　ぷるぷると　ふるえ
　真っ赤な目を　もっと　真っ赤にした
S:一人は嫌いなくせに　一人になりたがって
　一人きりで泣きじゃくって　一人で立ち直って...

【　ampoule　】
A:砂浜に書いた決意とか
　鉛筆で書いた誓いとか
B:無力な思いは　簡単に消えて
　掲げた目標だけが
　宙ぶらりんで揺れている
S:誰かのせいにしながら
　叶わぬ夢を正当化して
　なにが楽なの？
　なにが楽なの？...

【　前略、電信柱より　】
A:月がとっても丸いから
　高ぶる野生に従って
　電信柱に登ったんだ
B:真っ暗お空で一人ぼっちの
　まんまるぽっちゃりキミのため
　僕は歌うよ高らかに
　セレナ～デ～♪
S:おりてきて～
　おりてきて～...

【　花曇の午後　】※
S:行かないで　行かないで
　そんな僕の言葉　背ではじく
　届かない　届かない
　腕と声とが焦らせたんだ
A:花のように笑う君
　僕は寄り添う葉のように
　共に過ごした季節数え
　幸せという言葉つぶやく
B:カクシテ花霞（はながすみ）...

【 四月は残酷な季節 】※寄稿品
嗚呼　告天子（ひばり）も嘲笑う
芽を出さなければ　散ることも無いとね　
凍えた土の下で　 春の日差しを夢見ながら
朽ちれば　いいのに
冬を飢えたまま過ごしたとて　解き放たれたらサイゴ
塩漬けにされ　食べられ　抗えないとは忍びない
あ～あ　食い散らかされて
雪枷から解...

【　キミニアゲハ　】※
A：「アナタにあいにきました」と
　僕の鼻に止まって　柔らかなKiss
B:くすぐったくて　微笑んだら
　ふんわり風に戻ってひらひら
S:ひらひら　ふわふわ
　出会い日和
　ふわふわ　ひらひら
　恋日和
C:僕も君に会いたかったよ...

【　Spring　♪　Song　】※
明るいリズムに　のびやかな声
別れと希望と　ワクワクが詰まった歌詞
耳で感じるよ
あぁ　春が来たんだって
桃色の旋律　暖かな日差し
目に浮かべるよ　大切な記憶たち
桃色の旋律　イヤホンを伝い
鮮やかなフィルム　瞼に蘇る
弾む音符が　体を動かす...

【　環音　】※
出逢ったこともない人が
五線に書き込んだ　世界を
僕らは歌う
言葉は違うけど
耳が覚えている
音は廻る
時計の針のように
音は環になって
手を繋いで...

【　梅　】※
幾年　この地に根を張り
花を咲かせし　我が腕
愛でる者は外来の
華美に誘われ去った
風に　風に　揺らぎて
時に　時に　任せて
我　世の輪廻に合わせ
最後の花になるまで咲かそう
幾年　この木に音を張り...

【　Queen×Knight　】
M:抱え込んだ酔いの中
　歓楽街の喧騒に拍手喝采
　ワインレッドは伊達じゃないわ
　魅了が十八番の
　私は今夜のハートの女王
M:似合わないわね　アナタには
　お酒の匂いも派手なネオンも
　影に溶け込むタキシード
　護衛がお似合い...

【　*Storyteller*　】※
ぽつん　ひとり　ぼっちの夜
さむい　くらい　眠れないの
夜空の星も月も
楽しそうなのに
わたし　ひとり　泣いていたら
さぁ
涙を拭いて
僕がいるよ　君のこと　寝付くまで
見ているよ...

【　Surprise★　】※
初めてですね　二人きりデート
真横の特別ポジション
今日だけは俺だけのシード
微笑が　その声が
近すぎで緊張しちゃいます
触れそうで触れない指先
繋ぎたいなその手のひら
さりげなく　さりげなく
あと少し……...

【　Spring*Rain　】※
「綺麗だね」
桃色に埋まる時間の中で
君が言う
ありきれた賛辞に
俺はうなずく
「綺麗だね」
桃色に染まる頬を見て
俺が言う
勘違いされた言葉が...

【　The bottom　】※
……もう知らない
勝手にすればいいじゃないか
どうせ　俺の言葉なんて
１も０も届かないんだ
今更　俺の意見なんて
いらないだろ？
従ってやるさいつだって
どうせ　俺の権力（ちから）なんて
１も０も無いんだろう...

【　君の気持ちは何MHz？　】
K:待ち合わせの時間　１０分前
　遅刻しないようにと　早く出た
　本当は楽しみにしすぎて
　一時間前に到着してた
K:自分ばかりが　がっついた
　そんな関係は　スマートじゃない
　ここは余裕な　男を見せたい
　だって君は素敵な年上女の子
K:彼女を待つ...

【　The last knight　】※
A:覚悟はしていた
　君の小さすぎる体では
　すべてを背負う事は出来ない
　崩れる四肢を抱く
B:既に決めていた
　俺の無駄にでかい体は
　君を支えるための
　最後の砦にすると
S:目の前に吹き荒れるノイズたち...

【　PAN・PO・PAN　】
ぱんぽぱん　ぱん
ぱんぽぱん　イエイ
ぱんぽぱん　ぱん
ぱんぽぱん　ぱん★
一緒に歌おう　（ぱんぽぱんぱん）
手拍子　立てノリ　伴奏任せてっ
世界を歌声で染めちゃおう
青　赤　イエロー　オレンジ　グリーン
ビートを刻むよ　体が楽器さ...

【 Prince Scale 】※
1:僕はドレミの王子様
　今日もドとドの音階の
　廊下を走ってふみ鳴らす
≪ドレミファソラシドレドシラソファミド≫
　勢いつけて　一つ飛ばし
　疾走曲の完成さ
　≪ドレミファソラシドレドシラソミド≫
2:僕はドレミの王子様
　今日もドとドの音階の...

【　Cacophony　】※
A:五線に連なる　たくさんの和音から
　弾き出された　迷い音と出逢った
　悲しげな音　冷たくなっていた
　そっと救い上げて　笑いながらささやく
B:ボクと同じだ
　いつかいらなくなる音なんだ
　ボクに変わって
　あの音を歌う音が生まれるんだ
S:必要な音なのに　君も和音...