コメント

  • 縹渺

    縹渺

    その他

    ※作品解説

     この曲はG△7-Bm/F#-C-Cm7というコード進行をほぼ全曲に渡って延々と繰り返します。これは眠り姫の文字どおり"let me sleep"の気分を表したもの。
     全体は2部に分かれており、ミドルテンポ(BPM113)の第1部では姫の眠りにつくまでのエピソードを描いてます。コーラスのリフと同時に4つ打ちの心臓の鼓動が始まり、森や湖の光景をスタッター処理したSEで夢の断片が現れます。
    錯綜するアルペジオは光、風、そして現世の幻を表します。
     詞は茨姫の諦念が木訥と語られ、まどろみに厭世的気分を表し、第1部は優しくたゆたうように終わります。
     長く引き延ばされたブリッジを経て、速度はBPM128のアップテンポに。トランス系のアレンジを意識したきつくフィルターを空け気味のSupersawが森の情景を引き継ぎます。スタッター処理で眠りについた姫の気分を天高く切り裂くようなイメージ。
     歌詞の内容は一部より転じて一見、悲劇のような眠りの呪いが実は現実の窮屈なしらみから姫を解放するというものになり、気高い調子で歌い上げるように意識しました。
    "let me sleep"進行が繰り返されますが、途中決然たる姫の本当の想いが語られます。ここはC-Bm-C-D7-Emとなっています。
     再び"let me sleep"進行に戻ると、第1部のリフレインが戻ります。繰り返されて"I was free"のフレーズが残ると、眠り姫は再びまどろみの中へと導かれてゆきます。沢山の疑問を投げかけながら。
    集結部は、let me sleepを歌いながら、静かに遠く眠りの空間へと流れて消えてゆきます。

    2009/12/13 00:16:25

  • 縹渺

    縹渺

    その他

    上、文字数制限で言い足りないことを補足します。

    「G△7-Bm/F#-C-Cm7というコード進行をほぼ全曲に渡って延々と繰り返します。これは眠り姫の文字どおり"let me sleep"の気分を表したもの」としておりますが、このC-Cmという部分はグスタフ・マーラーの第6交響曲におけるA-Am(生と死の進行)を埋め込んでいます。じゃ、その前のG△7-Bmはというと、これは夢と眠り
    です。これは生きることと死ぬことが表裏一体で繰り返されてゆくという考えにのっとっています。だから、解決はかならず終末感をもたらします。
    もちろん、このコードは鍵盤で指を広げると直ぐに弾けるんですが、でも曲にするのは単純すぎるきらいがありますよね。
    だから、どう料理するかは大分迷って、歌詞も自由な散文形式だったこともあり、歌唱に乗せにくいのもあって、一時は今のイメージとかけ離れたテンションコードびしばしで5度を繰り返すなんて凶悪なものも作ったりしたんですが、辞めました。
    やっぱり、眠りは安らかなイメージがよいですもの。^^

    戻しまして、このコード進行は個人的には大好きなものです。思い入れもひとしおです。

    2009/12/07 22:31:58

  • 縹渺

    縹渺

    ご意見・ご感想

    キックの音、ちょっと作り方わかりかけまひた!
    やっぱ、キックはいいですよね、らいだ~きっく

    >英詩
    これはさすがに自分じゃ出来ないです。
    作詞のsugayamaさんと監修のyukichiさんの凄さ!!

    2009/12/07 00:55:21

  • keitarou姫ぷりんせすぅ

    keitarou姫ぷりんせすぅ

    ご意見・ご感想

    (・ω・`)
    キックの音が良いでつね

    にしても全英詩がすごいんでつが

    2009/12/06 22:39:26

  • 縹渺

    縹渺

    その他

    すまった、新着にのっちまった~~~~~~!
    やっちまったよ orz
    コラボと2重投稿になってすみません~~~~~

    2009/12/06 03:18:19