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【神威がくぽ・鏡音リン】 夜半の寝覚め 【オリジナル】

作詞：丸山青嵐
作曲・調声（リン）：ぱるなす
調声（がくぽ）：ゆきひと

夜半の寝覚め


明けやらぬ御空（みそら）に　凛とした響き
溢れゆく
ひとり先　身を起しつ
後朝（きぬぎぬ）の別れ
交わすのもあはれなり

流されてゆく
押し寄せる　大きなる流れの中
私たちを　どこへ連れてゆく
やっと手に入れた
君という刹那の愛を

烏帽子を脱げば
私とてただの男
薄衣に包まれた
君はただの女



噛み締めるやうに　いくら愛さうと
堪らなく
触れ合うも　届かないと
体揺らしては
高みに昇ってゆく

もしもこのまま
閉じ込めて　君の光奪えども
私の手で　欲する限り
いずれ別たれる　
君といふ無限の愛を

すべらかな肌
火照りゆく体同士
駆け上がる快楽の果てなる
溺れた骸二つ




もしもこのまま
何処（いずこ）かへ　君の体攫えども
心はどこ？　抜け殻の愛
いずれ朽ち果てる
君という儚き愛を

すべらかな肌
火照りゆく体同士
ほとばしるこの世が終わっても
純粋な愛　闇色