冥なる闘将軍～呪界外伝(2)～
呪界の外伝シリーズで王族視点作品。
呪界は、原因不明の大爆発で世界が崩壊し、空の色が赤くなった世界。
その世界を「王族」と名乗る者たちが支配し、崩壊を生き延びた人間たちを迫害する。
王族は、王の「戎頭」という男を中心とし、その配下4人の将軍がそれぞれが異なる部署を統括している。
配下4将軍は以下の通り
・食料の元となる人間を監禁し、育てて畜殺する畜殺班を統括する美紅。
・人間の集落を襲撃する戦闘部隊、および兵器製造を統括する軍事班の冥子。
・世界中に張り巡らされたネットワークを通じて人間に対して情報を発信する広報班の燐
・同ネットワークを活用して人間たちの動きを監視し、同時に襲撃のターゲット選定をも行う情報班の煉
今作では、その中の1人である冥子に焦点を当てた。
兵器生産と人間の集落への襲撃の部隊の指揮を一手に担う。
兵器生産では、武器の製造に加え捕らえた人間を生体兵器に改造する部署も存在する。
襲撃では、人間の集落を襲撃して「剛」と定義された者、「華」と定義された者を捕らえることを目的としている。
「剛」とは人間の中でも力強く情に厚い男を、「華」とは人間の若い女性を指す。
今作は人間を迫害する立場からの作品であるため、表現も少しきつい部類のものが混ざっている。
尚、インスト版の予定は現在なし。
