厭世的文学関係
■ねぇ君はどう思うって話すような曲です
ほんとうのさいわいをさがす
甕の縁へ爪はかからぬ
リンゴの痛みも消えてゆく
顫える手で丸を書き込む
麦酒の瓶に詰められた手紙
人がいつか消える間際
過去が伏線となって
区切りついて綴じるのかな?
「私はそうは思わない」
そんなものかな
[眶](まぶた)に焼き付いた歯車
ただ、いっさいは過ぎていきます
叢の中から悲泣の声
人の日々を切り取ったなら
それは全てひとつの?
物語と呼べるのかな
「私はそう思う」
そんなものかな
他人の生き方を追いかけるような感覚
自身のあり方もいつかこの棚に収まる?
人は君と僕を除き
正常に動くようだ
僕ら明日も生きるのかな?
「あなたと同じ気持ち」
そんなものかな