窓枠十字のマリアンヌ
マリアンヌというのは自由の女神様もとい、フランスの擬人化イメージだそうで。
そんなマリアンヌを愛して、取り戻すために男装して戦う少女の物語……がこの曲で、言わずもがな。ジャンヌダルクとマリアンヌをイメージしながら作った歌です。
最初は家に帰れなくて、街を美術館と言って街の窓を眺めて回る子供が、監禁されてる少女に気付いて、彼女を助ける歌だったのになんだか遠くへ来たもんだ。
遠い街からやって来て帰る場所がない女の子が、家々の窓を絵画のようだと眺め、その街の中で外に出ない……監禁された少女がいることを知る。彼女に心を奪われ、彼女を救うためになりふり構わず行動し、ついには命を落とす。監禁されてる少女は、飢えや寒さは知らないけれど、帰る場所のない子の心の炎に絆される。友情というか愛情というか複雑な歌になってしまいました。反省。
鏡音さんの新たな可能性を追求すべく、リンレン二人の関係性が「少女と、彼女が男装した姿」という仮説を立てたら……なんか一曲出来上がっていました。
女装もいいけど、男装も良いよね。