【神威がくぽ】 風速 【オリジナル】
がくぽ初オリジナル曲になります。体験版を買ったので早速作ってみました。
歌詞の方は俺視点で亡くなってしまった君という存在に向けたメッセージという感じです。
ちなみにこれはフィクションです。
ニコ動に投稿しました!
是非、聴きにいってください
→ http://www.nicovideo.jp/watch/nm8600507
＜追記＞
意見、ありがとうございます!
“君”に関しては巡音ルカでいこうと思います。
君に関しては性別も俺との関係性も特に設定を作っていなかったので、別に「君はルカのイメージじゃないな・・・」とかあっても全然構わないのですが、とりあえずイラストの方では“君”は巡音ルカで統一しようかな。と思います。
俺はもちろんがくぽで。
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風速
作詞・作曲 misa
風のように速くなれれば
もっと君に近づけるかな
冷たい風 温かい風
君に似合う風になりたい
「ツマラナイ」と溜め息をつき
音がする外を見続けた
そうか今日は台風の日か
曇る空を少し見つめた
風が強く、雨が激しい
傘は当てになりそうもない
どうせボロい傘だからと
帰り道で傘を壊した
唸る風の音は まるで生き物のようだ
道を駆ける音と 風の音が重なった
君は風のようにすべてを巻き込んで
自由気ままな猫のように振舞いながら
俺の背中を押していく
辛い事も苦しい事も
全部吹き飛ばしてくれた
台風が過ぎ 明るい空に
また一筋 風が吹いた
水溜りを足で散らして
濡れた場所はまた水溜り
風で揺れる水面の中
俺の顔は歪み続けた
唸る風の音は 懐かしい音を奏で
道を駆ける音と 風の音が消えていく
風のように速くなれたら
もっと君に近づけるかな
傘を回し 俺を見たのは
同じ道を帰る君の目
君の姿 俺の姿
影は一つ そう一つだけ
あの日消えた君の生命は
もうどこにも見つけられない
「―― 風になれたね・・・」
遥か遠く離れた風が
俺と君を逢わせてくれた
別れという言葉はいらない
風になって再び俺に逢いに来てくれ
背中を押した あの日の君へ
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