【初音ミク】勿忘草(わすれなぐさ)【オリジナル曲】
Lyrics june http://piapro.jp/t/wGD_
此の世に有らず
なりても想ひ続け
然し想ふ人
うるはし異人なりき
其れならばと
彼らの幸祈る
我 然にても
募とはゆきはべり
彼 彼の白き花のごとき
有らず世の者は
此の世にてづから
出だしてはならない
ある日のこと
想ふ人
病魔に襲はれ
われならば
彼女治さる
あの彼の病の床に就きき
彼女と彼の
幸祈らばと我は
てづから出だしき
「―死にたりても此の目にてなむじ見れたこと嬉しく思ひはべり。―
(死んでしまってもこの目であなたを見れたことを嬉しく思います)」
てづ出だしし
彼の笑顔は
戻りはべりき
わが身は
消えゆきはべりき
からことにて
彼女も治りはべる
なりけれど
せめてこの世にいるる
あひなりにと
「忘らず」投げし花
*320kbps