アメモヨウ
現実の世界、気圧配置の悪戯なのか雨の天気が長々と続く。
なかなか晴天が戻らない現実に落胆した彼女は今も毎日傘を差した行きと帰りを強いられる。
彼女は、とうとう夢の中にまで晴天の世界を求めた。
そんな青空の広がる夢の中、彼女はその夢の世界で駄菓子屋を見つけた。
その駄菓子屋に入るとカラフルで綺麗なニッケ飴を見つける。
そして再び現実へ、外は雨、また傘を差して向かうべき場所へ。
そしてある日のこと、彼女は帰りにコンビニに寄り道するとそのコンビニであの夢の中で見つけたものと同じニッケ飴を見つけた。
11月19日の一斉楽曲投稿イベント「七音彩」参加作品。