小さな手
その小さな手で
やがて掴む大きな未来を
この汚れた手で
どこまで守ってゆけるだろう?
そんな不安はその笑顔に
その透き通る眼差しに
何も知らない産声に
迷うことなど知らない君のその手に
絶え間なく よりたくさんの
優しい笑顔が 届きますように…
君に伝えたい
もしも夢に負けそうなときは
忘れないでいてね
君を包むたくさんの手があることを
君がいつか巣立つとき
この手で何をわたせるだろう?
君のくれる微笑に
変わらぬ幸せを残せるだろうか?
いつの日にも その笑顔が
たくさんの手に守られますように…