イオン
夏が恋しくなったころには 私は君の元へやってきた
君はウタをくれて 私はそれを歌うの
楽しさや難しさだったり 上手に歌えなかったりして
出来たてのフレーズを聞いては 2人で喜んでた
はじめはたった2人だけの楽しみ そうして歌うウタもしだいに増えてった
君のコトバを波形に乗せて いつか君の気持ち全てを歌声に灯せたら
聞いてくれる人は少ないけど ウタを聞いてくれる人がいる
君はうれしそうに そっとつぶやいてた
私は君に喜んでもらいたいの それが私の全てなの
世界を巡れ、心に響け 君の笑顔それが私の歌う理由なんだから
私は流された 黒い津波(なみ)とともに 君とも離ればなれになった
君はどこにいるの?
君の紡いだウタを下さい どうかまだ神様、私にこの歌を歌わせて
愛する人に伝えたかった ずっとずっといつの時にも君のそばで歌いたい
愛するキミに歌いたかった きっときっともうすぐワタシ二度と歌えなくなる
そんなのヤダよ キミとウタイタイ