【KAITO】エグザイラ
【歌詞】
時の輪にも入れぬ姿に
伝承の影をまとい
犯した罪とともに
彷徨う
追い追われ進む道には
夜の憩などはない
月の憎悪浴びて
謳う
千回と唱える名には
確かに込められていた愛も
億回と繰り返すなら
それはたちまち呪詛になる
エグザイラ空の砂丘
彷徨える旅人
エグザイラ涙も汗も 霜となり
罪無きくさばなを撃つ
エグザイラ紅い針に追われ行く
白き背を追う旅人
エグザイラ愛することが罪ならば
この世になんの意味が在るのか
この身 果てるまで
歌う
千回と思い浮かぶ
焦がれたあの人の声
億回と巡る時に
かき消されまいとただ抱く
エグザイラ永久を歩む
呪われた若者
エグザイラ時に愛は傲慢となりて
その身を焼き付け
エグザイラ想いの果てに
あるものは実りか
エグザイラ暗き銀河を彷徨える
孤独の罪を被りしもの
その身 果てるまで
歌え
失われし言葉よ
虚構を虚飾で囲め
欲に囚われた心も
情熱と謡われよう
エグザイラ空の果てを
彷徨える旅人
エグザイラ誰かの愛を
踏みにじり
それでも白い背を追う
エグザイラ通わぬ心
それこそが
我等に課せられた罪
エグザイラ蠍の毒は
しめやかに
その身に紅い疵を遺す
時の尽きるまで
歌え