恋蛍
夏の初めの夜、川原で蛍を眺めていた3人の女性、
一人は学生を卒業して離れ離れになり遠距離恋愛をしていた。
一人は幼い頃から付き合いやがて恋を成就させた夫を持つ妻。
一人は不幸な出来事に巻き込まれて恋人に先立たれた女性。
彼女たちは、それぞれの恋を語り始めた。
この3人を、初音ミク・鏡音リン・巡音ルカで描いた。
【歌詞】
月の光照らしてる夏の初めの夜
緑色の光っている「好きだよ」という意味の言葉
私にも同じこと昔あった、そして
桜散るあの日から離れ離れになった
「好きです」と言われて私は嬉しくて
どんな時も笑顔でいた
今、私はあなたと幸せに生きてる
同じ屋根の下であなたと笑顔で共に支え合って
「好き」と言われたあの日から
私の時は進んでいた
でもあなたは先に逝ってしまった
私を残して
*
あなたと私、付き合っていた
告白したあなたはまるで
光を放つ蛍みたいで
私はあなたに抱かれてた
幼い頃からあなたと知り合って毎年二人で
この川原で蛍を眺めてた
あなたに寄り添って
あなたが私にプレゼントしたこの浴衣
とても大切にしてるわ
今もそれを着ているのよ
遠いどこかで今あなたは
毎日を生き続けてる
大好きなあなたと二人
愛を誓い合った
手のひらに降りた蛍は
あなたの魂の匂いがする
* *
そして今はそれぞれの違う道を歩む
いつの日にかまた会える、それを信じ待ち続ける
あなたからの手紙見たら元気づけられたよ
私たちは離れても支え合えるんだよね
こんなにも幸せなのはあなたのお陰
だからこうして生きている
始まりは蛍のようなあなたからの一言
そんなあなたに惹かれていた、あなたに会えて良かったわ
手のひらに留まった蛍
それはあなたとの再会
そしてあなたは飛び立っていった
今までありがとう