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おはようございますマスター。よく眠れましたか?すぐ朝ごはん用意しますね・・・。

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megupo

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今日の僕は丸一日ついていなかった。落ち込んで 天井を眺めながらなかなか眠れないでいる僕を見かねたのか、ミクが子犬のように布団の中に入り込んできた・・・ 驚いて固まっている僕を無視して ミクは今日一日の出来事を話し出す。 「マスター!!、今日『つむリン』(カタツムリのことらしい。)がクワガタと戦ってかったんですよ~っ!!」 何か突拍子もないことを言っているような気がするが今の僕にはツッコム気力もない・・・ 「マスター・・・?」 消え入りそうな その【コエ】に我に返った僕は独りじゃない事に気がついた。 ミクが何時にも増して愛おしくなって『抱きしめたい』衝動に駆られ、僕の気持ちは振り子のように何度も行ったり来たりしていた。 我慢できずに思わず手を伸ばした・・・次の瞬間・・・!? 「あれ?・・・」 とうのミクはすでに小さな寝息をたてていた。 「ぷっ・・・ククク・・・」 小さく丸まって眠っているミクを見ていたら、落ち込んでいたことが急に馬鹿らしく思えてきた。 「おやすみ、ミク。」 おでこに軽くキスをして 僕も深い眠りについた・・・