作品一覧
その他
オンガク
雨に打たれ 思い出している 淡い影と 優しいあなたのこと 通り過ぎていく 緩やかな季節 一人きり 肩を抱き泣いた こんなに長く止まない 夏の雨の中でも...
通り雨
いづみともこ
fumuさんの歌詞募集曲用に書かせていただきました。 →http://piapro.jp/a/content/?id=6hy16ye0f4xfjkxl 傘の音→かさの「ね」 '08/06/01 ほんのちょっとだけ加筆修正 --- 「通り雨は必ず止むから」と貴方は言いました。 それは降り続けることも知らない、貴方のためだけに降る、 やらずの雨かもしれません。 私は傘を手に、隣にいた貴方を思い出して笑おうとしています。 この通り雨が思い出と私の涙を綺麗に洗い流してくれるまで、 私はこの傘を手放すことができないのです。 もし私がこの傘を手放すことがあるならば… それは貴方のことを忘れて、夏へと歩き出すときだけでしょう。 そう、それは、今このときなのです。 通り雨が静かに上がり、小さな水溜りに映った青空を見つめて、 私はゆっくりと微笑みました。 空にいる貴方に、私の微笑みは届いたのでしょうか。 --- サブタイトルつけるとしたら雨夏(うか)。 イメージ違っていたらすみません…! 改変などはご自由にどうぞ。
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