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Melt Future

夢永美朱

夢永美朱

初めてのCULオリジナル曲
夢を求めて未来へと進み辿り着いたのは絶望の極致だった。
そしてそれこそが、この世の真実。

【歌詞】
僕らが見上げる空の色
変わりながら流れる時間(とき)
彼方へと伸びる未来を
目指し歩みを止めないで進む

夢を見ながら求めてた
新しい僕らの理想
変わりゆく世界の先に見えたのは
求めたものじゃ無かった

僕らは知らないうちに失いたくないものを
次々と失いながら歩んでいた
持てる恩恵の上限(キャパシティ)は拡張出来ない
逆に小さくなる

僕らはこんな現在(いま)を
求めていた訳じゃない
時間(とき)の歯車は何処で
狂い始めていたのか?

あの抱いた理想の
姿は何処にも無い
あるのは悲しみと
絶望の現実

     *

少しずつ熱くなる世界
光まで蝕み始める
心を許す場所全部消えていた
興味ないものだけ残して

それは歩む道が段々狭くなるみたいで
息さえも詰まりそうな残酷な世界
耐えられなくなって道を踏み外しそうになる
そこは奈落の底

熱くなるこの世界は
絶望だけを残して
理想と希望の全てを
溶かし尽くしていた

こんな現在(いま)を僕らが
求めていたのならば
あるのは悲しみと
絶望の現実

   *   *

こんな現在(いま)を変えようとすれば
反逆者(テロリスト)と呼ばれ
周りの全てが
襲ってくる、どうして?

理由も分からないまま
方角さえ忘れ
生ける屍のように彷徨う

こんな現在(いま)になっても
僕らはもう引き返せない
何処にあるのか、僕らの
探している理想は?

溶けた時間(とき)の道の穴から
逃げるしかないのか?
この世界が課した運命
それがMelt Future