浜唄
ついでにオケも載せてみました。
浜唄
遠く小さく この波に乗せて
伝えたい あの唄に そっと託して
今は届かぬ まだ明けぬ夜に
涙することしかできなかった
消える幽かな光に
君とは 僕とは 共に往きたいと 願ったのでしょう
いつかも こうして 夢を語り合い 笑っていたんだ
涙を隠してくれる桜吹雪
別れは告げなくていいから 進んで
君と大きな海を眺めて
うたう唄 覚えてる 今も聞こえる
赤く眩しく胸焦がす熱に
息をすることさえできなかった
燈る目映い光に
蕾はもうすぐ花を咲かすだろう
色づく希望は もう君に託した
浜に残した足跡の上に
舞い落ちる花びらが思い重ねて
染まる水面に 朝焼けの空に
目を瞑ることさえできなかった
夜が明けてく
これから生まれてく明日は
数々の思い乗せ廻り廻って
共に描いた夢の地図抱いて
ただ君を思ってうたう唄よ
遠く届いて届いて