キミに捧ぐ 3
(僕にとって“すごく好きで大切なヒト”はアナタ以外に考えられない。)
喉まで出かかったその台詞を寸でのところで呑み込む。
口に出してしまえばアナタを困らせる…それ位、僕にだって解る。
僕はアナタが幸せならそれでいいんだ。
(ホントウニ…?)
ナゼ僕はヒトじゃないのだろう。
もしも僕がヒトだったらこの想いアナタに伝えることができたのに。
『感情』なんてはじめからプログラムされてなければこんな思いせずに済んだのに。
伝えることの出来ない想いはどこに行けばいい?
行き場を失ったこの想いは誰にも気付かれないように僕の胸の奥にそっと閉じ込めて…
☆キミに捧ぐ1(関連する作品↓)からみていただけると嬉しいです!
そしてまだ続いちゃったり…(^^ゞ
☆背景は星灯式様より下記の素材をお借りしました。
http://piapro.jp/t/kcNq