作品一覧
その他
オンガク
揺らめく静かに 動き出す僕らの運命 記憶の片隅 思い出す確かな鼓動 守る愛を見続けて それでもまだ足りない せめて聞かせて あの日の本当の意味を 三日月が沈んでく 刻んだ愛さえ揺らぐ...
オブシディアンと従僕
持平勇賢(りゅうせいとうP)
王子は孤独だった。 生まれてからずっと、籠の鳥だった。 その折王宮に住み始めた、従者の彼ら。 「俺らと友達になってくれますか?」 微笑みを浮かべ、王子に手を伸ばす。 王子は嬉しかった。 彼らが、王子のはじめての友人だった。 それからは毎日が幸せだった。 振り向けば、そこには必ず、微笑みを浮かべる彼らがいたからだ。 __しかし、王子の戴冠式に告げられた、真実。 それが、王子の全てを壊す。 彼らの微笑みは、全て、偽りだった。 彼らの微笑みは、『忠誠』の代わり。 過去の、償い。
歌詞設定作品1