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オンガク
モノクローム
ink
「マスター。リンの様子がおかしいんだ」 レンは、リンを抱え私の部屋に来ると、突然そう告げた。 「リンが、目を開けないんだ。動かないんだ」 その後に続けられた言葉は、 ”一緒に歌を、歌ってくれないんだ。” ロボットは、人に比べれば、まさに永遠にもにた時を過ごす事が出来る。だが、彼は、レンは知らないのだろう。ロボットにも、限りがあるという事を。 ――その日から、彼の人生は、モノクロームに染まった。
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