歌詞・カードジャケット作品

ジャケット画像

A train journey with you

不明なアーティスト

不明なアーティスト

制作コードネーム「鉄道旅情」。
9月にて、この楽曲はXの「みくちゃ」つながりでアイデアをもらいました。
「あさのすけでした」氏の作品の中の鉄道を題材に添えられている
ミクの雰囲気に共感し、彼と会話する中で気が付いたことがありました。
それは「旅」です。Xに投稿する多くのみくちゃユーザーは出かけた先で
あるいは過去の写真でミクを合成します。
それはまるでミクと旅をしているかのようです。

その他にもぬいぐるみやダイキャストフィギュアを使って花や風景と共に
ミクを写している方々。彼らも同じようにミクと「旅」をしているようです。

イラストを描く人はそこでミクに出会い旅を始める。あるいは動画制作で。
私は音楽制作が中心なので歌い手としてのミクが「乗車」して12年くらいになります。
もう12年も一緒に旅をしているようなものです。
中には別のお気に入りのボーカロイドと旅をしているかも知れない。それぞれの人生において。
人によってはもっと多くのボーカロイドと共に旅をしているでしょう。

鉄道の旅は私の世代では銀河鉄道999が大きく絡んできますが、それに似ていると
「あさのすけでした」氏も感じながら、作品にしているとのことです。
私も形は違えど同じような感覚に気が付きました。

人生も何か旅に似たものを感じるし、自分を列車に例えるとその列車には
いろいろな人が乗り降りします。ある時は入園や入学で。入社や退社で。
「乗って来る人」もいれば「降りていく人」もいる。

鉄道で言うとXでは「08」氏の素晴らしい鉄道写真も楽曲のイメージに大きく影響しました。
人生の旅を雄大な景色、懐かしい駅舎など土地土地の景色を眺めながら共に歩んでいく。
ゆったりと流れる時間の中で旅は続いていく。そんな楽曲に仕上がりました。
このようなつながりがなければきっかけがないので作らなかった曲です。
両氏に感謝申し上げます。