【鏡音レン】銀色の元凶【オリジナル】
「銀色の元凶」
作詞:ぼん太郎
『狂った世界の中で』 狂ったのはどちらだ ああ
失ったコインは 反射した光とも消えた
腐った呼吸の色が 殴った拳を撫でて
握った手のひらには 黒い涙が流れて
ありのまま 全てを話そう これはただの後悔の歌
滑り落ちる銀色の 数はもうゼロ さあ狂いだせ
全てを失いたいと 願ったコトは無くて
ただゼロに為りたかったな ああ ああ・・・
その影を追いかけては 惨めな俺を嗤う
確かに手にした重さは ゼロ では 無かった
嵌った泥の中で 動けずにいるだけで
『なるようには』なるさ 囈繰り返す
あるがまま 世界を見て 『俺はただの一握りだった』
流れ落ちる涙色 迷いを棄てて さあ狂いだせ
想像性を持ち得ないまま 願ったユメは覚めて
ただ1つ足したかったな ああ ああ・・・
落ちる滴を数えて 部屋の隅で腐って
確かにこの手に残った もの など 無かった
ただゼロに為りたかったな ああ めぐるゆびのさき
ただひとつたされないまま ああ ・・・消える
喪う寒さの中を 死に物狂いで駆けろ!
満たした命を燃やして ただ ただ 生き抜け