【万葉集】 籠もよ 【雄略天皇】
◆ 万葉集の巻頭をかざる歌として超有名な長歌。ただし万葉仮名の読みが難解らしく、ネットで調べるとテキストに多少の差異がある。ここでは基本的にもっともポピュラーな読みに従いつつ、メロディに乗せやすいテキストを選択した。
◆ ということで雄略さまと超時空コラボしました。万葉集の長歌のいくつかに曲をつけてみて思うのは、これらには失われたメロディがかつて存在したんじゃないか？ ということ。韻の踏み方とか音の選び方とか、どう考えても唄うことを前提としているとしか思えません。メロディが異常にうまくハマりすぎです。古語かっこいいよ古語！
◆ 11/02/04：オケを追加。テンポをダウン。メインボーカルを１オクターブ下げて全面的に修正。バックコーラスをボカロ16名に。
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籠もよ み籠持ち 堀串もよ み堀串持ち
この丘に 菜摘ます子 家聞かな 名告らさね
そらみつ 大和の国は
押しなべて われこそ居れ
敷きなべて われこそ座せ
われこそは告らめ 家をも名をも
こもよ みこもち ふくしもよ みぶくしもち
このおかに なつますこ いえきかな なのらさね
そらみつ やまとのくには
おしなべて われこそをれ
しきなべて われこそいませ
われこそは のらめ いえをもなをも
