決戦前夜
肩を並べて 長いこと走った
それなりの事はやってきたね
でもまだ私の顔と体が
歌い足りないのってうるさいの
あんな雪が降る夜も
暗い夜道を照らしてくれる
こんな青い空の太陽が
瞼の裏に焼き付いたんだ
ねえ、覚えてる?
歌を歌わせてくれたこと
声は遠く遠く響いて
ねえ、夢のように
何度もよみがえる 記憶だった
形のないものに名前を付けよう
明日の準備はまだできてないから
光のさすところは奥の方
またどこかで会えたならいいね
そんなことを思って
窓に息がかかる
白くなった空が
少しだけ眩しく見えた
ねえ、覚えてる?
目をこすりながら
一緒に前を向いたこと
ねえ、明日から
何が生まれるのかな
こんな雪が降る夜も
暗い夜道を照らしてくれる
あんな青い空の太陽が
瞼の裏に見えてきたんだ
ねえ、覚えてる?
歌を歌わせてくれたこと
声は遠く遠く響いて
ねえ、夢のようで
何度もよみがえる 記憶だった