【蒼姫ラピス】 蒼の群像
作詞;灯火はこ
作曲・編曲;udonzky
バイオリン;燈花
蒼の群像
静か揺られる波のなか
きみの鼓動を感じていた
地平線は 青い境界
あの時 ここで何を見た?
生まれ落ち 疑いもせず
果てのない道を渡った
ふやけた地図 もつれる素足
漏れ出た息 泡と消えて
それでも生きている
ぼくが生きている
惑う日には この歌を思い出して
祈りを ありったけに振り絞り
静かな光で導く
水底に臨む 約束
眩くも遠い太陽
届かない夢のかがやき
膝抱えて 塞ぎ込んでる
きみの姿 霞む水面
それでも生きている
ここで生きている
忘れられた澪標
たぐり寄せて 抱きしめ
離した手も 荒れ狂う想いも
置いて行かないで 明日にはきみの宝だ
いつかは僕たちも 呼吸を止められて
しずかの海で塵になるよ
塵になるけれど
その時までは傍にいさせて
惑う日には きみの声を思い描き 歌うよ
その拍動 小さくたっていい
鳴らし続けていて
嵐にのまれたって
ぼくたちは ここで 生きてく