【鏡音リン×レン】 アドリブ・アッチェレランド off_vocal
アドリブ・アッチェレランド
詞・曲/ツキト
エスティタート エトゥッフェ スタート
Sound noise
so jump
Let's break
右足で蹴りつけた地面の裏側に打つ
左足で踏みつけた希望とやらを奏でようか
赤い指先で唄う
モノクロの悲壮鑑賞
雑な音作りで
思重奏は唄う
有限に流れるほど
窮屈な理論に囲まれ
落としたフラットが
不協に化けたら
つまんないメロディーも
変わるだろ 変われよ
アンダンテな速度に
アッチェレランドな焦燥
繰り返すデクレシェンドに
もう聞こえなくなってさ
リンフォルツアンド足りない
もっと割れるくらいに
譜面塗りつぶしてアドリブで
かき集めた言葉を
それなりの表現で問う
その場限りの即興で
形に残らなくていい
刻むメトロノームの音
合わせるだけなら楽だろう
満たしてってくれよ
反響する声
十線譜の上に並ぶ不規則な記号
求めてはいつも
何か物足りない
心だけ残して音だけ進むんだ
アンダンテな速度に
アッチェレランドな焦燥
色あせた楽譜が物語る意味を教えてくれ
オクターブの感情は
音にのって消えてゆく
聞こえないフリして
満足かい?
限りある制限ばっか
ほどほどが嫌いっつってんじゃん
枠の中で踊り狂う64分音符の声
ドレミの下正しい音
境界なんていらねーよ
このまま消えたって アジタート
ずっとコーダまで
どこかの誰かが言った綺麗な音色も
雑音の中明日へのスラーが霞んでゆく
喜びはフォルテの悲しみに
掻き消されて
打ち消すように鍵盤を打つ
アンダンテな速度に
アッチェレランドな焦燥
繰り返すデクレシェンドに
もう聞こえなくなってさ
リフォルツアンド足りない
もっと割れるくらいに
ただ譜面に習って辿った
代弁してくれた痛みも
そんな理想ごと裏切れ
アドリブで
アドリブで