【鏡音リン】はるのおと【オリジナル】
2011/10/14 ほんのちょっとですが修正をかけたので、音源を差し替えました。
2011/10/15 タイトルを変更いたしました。
雨のような
切なさがきみ
思いを溶かした言葉をまだ
ぼくは文字に出来ないでいる
ふとした瞬間
淡く 差し込んだ木漏れ日を
手のひらで受け止めて
もどかしくって 握り締めた
「……。(きみが好きで)」
たった、それだけの
下線に沿って
埋められていく
ふたつの思い
ふたつの未来
ほんの一行がとても遠い
きみに届かない
次の季節が終わるまでの
通り雨が上がるまでの
なんて 小さな戸惑いに
刹那のような 永遠のような
一筋 差し込んだ木漏れ日に
手のひらを焦がしたら
もどかしくって 溢れ出した
「きみが好き。」
ぼくの、たった、それだけの