雷凛永彩
闇夜を引き裂く光
轟く雷の音
何かを探し彷徨う
遠く遠くに炸裂するのは
見つけられずと泣いている姿
有り触れた日常が 風化して崩れてく
雷鳴が鳴り響く 私を探して鳴り響く
何かに呼ばれている 雷が呼んでいる
暗闇が晴れていく
気付くと私は走り出して
アナタを探して走りだしてた
散り逝く花弁 受け流して
全力で舞うのが 定めだと知る
何時しか 果てる時に
心から信じて逝く
景色が 変わっていく
終わりなき悲壮を 感じとって泣く
後には ふりかえらず
凛として輝く運命
永遠のような時間が過ぎ
悠久の壁を越え
既に記憶すら消えて尚も
止まる事はない
未来も過去も黒くつぶれ
空も霞んで
何時か夢を見てた
今も夢が
鮮やかに蘇る思い
雷凛永彩アナタはそこに
果てしない旅の終点を
思い描きながら
果てしない大地の向こうで
アナタを見つけるよ
壊れた世界で生まれたけど
私は今も輝き続ける
雷のように
凛として誇り
永遠を感じ
鮮やかに消えてく
何時か何時かきっと・・・
何時か何時かきっと・・・